文庫 昭和二十年 第5巻 女学生の勤労動員と学童疎開 (草思社文庫 と 2-9)

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  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794221360

作品紹介・あらすじ

4月15日、本来なら入学式で賑わう学校はいま静かである。高等女学校の生徒たちは工場の勤労動員で忙しく、国民学校の学童たちは疎開先の地方の村にいる。女生徒たちが造っているのは風船爆弾だ。陸海軍は苦し紛れの決戦兵器、特殊兵器の開発に夢中である。国内の臨戦体制と空襲下の少年少女たちの日常を描く第5巻。沖縄戦はなお続き、本土上陸も噂される。ナチス・ドイツの崩壊も近い。日本はどうなるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 2018.04―読了

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著者プロフィール

鳥居 民(とりい・たみ)
1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。代表作であるシリーズ『昭和二十年』(全13巻)は、執筆に1975年ごろから準備し40年ほどを費やした。左翼的な史観にとらわれていた日本の現代史研究に、事実と推論をもって取り組む手法で多大な影響を与える。他の著書に『毛沢東 五つの戦争』『「反日」で生きのびる中国』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』『鳥居民評論集 昭和史を読み解く』(いずれも草思社文庫)などがある。2013年1月急逝。享年八十四。

「2019年 『文庫 山本五十六の乾坤一擲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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