雪と氷の図鑑

著者 :
  • 草思社
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本棚登録 : 63
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794222336

作品紹介・あらすじ

美しい結晶の形を保って、空から降ってくる雪。日の出とともに、地表で輝きを放つ霜の花。さらには、ダイヤモンドダストや雹、樹氷に御神渡(おみわたり)にいたるまで、氷の世界、雪の世界の科学を、元高校教諭の著者が自身で撮影した美しい写真ともに紹介。

感想・レビュー・書評

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  • よくもこんなに面白い造形の氷ができるものだ、と自然に対して驚きと畏敬の念を感じずにはいられない写真集…いや科学本です。それを追う著者もまた執念。とても寒いでしょうに(笑)

    それにしても霜柱に線路を持ち上げるほどの力があるとは驚いた。本当に自然は摩訶不思議です。

    読んでも面白いと思いますが、写真を見ているだけでもとても感動します。真夏の暑い日に手元に置いて涼みたいですね。

  • NDC451
    「美しい結晶の形を保って、空から降ってくる雪。日の出とともに、地表で輝きを放つ霜の花。さらには、ダイヤモンドダストや雹、樹氷に御神渡(おみわたり)にいたるまで、氷の世界、雪の世界の科学を、元高校教諭の著者が自身で撮影した美しい写真ともに紹介。」

    ・水面にできる氷?氷には不思議な模様がある
    ・水が流れてできる氷?さまざまな立体構造
    ・降る氷?空からの氷もいろいろ
    ・雪面模様?降った雪が作っていく形
    ・山の雪?動いて、残って、さまざまな姿に
    ・雪害?雪と関わる生活の大変さ
                     …ほか

    武田康男[タケダヤスオ]
    1960 年生まれ。東北大学理学部地球物理学科卒業。元高校教諭。大学非常勤講師。気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員。第50 次南極地域観測隊員として、2009 ? 2010 年に昭和基地で越冬観測。著書に『空の色と光の図鑑』[共著]、『楽しい気象観察図鑑』、『すごい空の見つけかた』、『すごい空の見つけかた2』、『世界一空が美しい大陸南極の図鑑』(以上、草思社)、『雲と暮らす。』(誠文堂新光社)など。

  • ふむ

  • 写真が美しい。
    解説的なものもあるので、原理とかを知りたい人も、ある程度楽しめるかと思いました。

  •  暑い夏に見ていると少しだけ涼しくなれる雪と氷の写真がたっぷり載ったこの本。日本各地の珍しい現象も見られます。
    (一般担当/カリカリ)

     雪や氷のさまざまな姿の図鑑はとても珍しく、写真も美しく、説明も専門的ながら読みやすく、何度でも繰り返し見てみたい本です。
    (カウンター担当/五重の塔)平成29年8月の特集「涼を感じる本」

  • 丁寧な説明とともに、雪や氷の上写真がきれい!
    しぶき氷を初めて知った。
    シモバシラという植物があることも初耳。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。
東北大学 理学部 地球物理学科 卒業
気象予報士。空の写真家。元高校教諭。
大学での講義、小中高校や市民講座などで写真や映像を用いた講演、メディアへの出演なども精力的に行なっている。
著書に『地球は本当に丸いのか?』『楽しい気象観察図鑑』『すごい空の見つけかた 』(以上、草思社)、『不思議で美しい空の色彩図鑑』(PHP研究所)など多数。

「2020年 『雲と出会える図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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