文庫 増補版 うまい日本酒をつくる人たち: 酒屋万流 (草思社文庫 ま 1-5)

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794224187

作品紹介・あらすじ

酒屋万流(さかやばんりゅう)――
日本酒はつくり手の考え方や技術技法、酒蔵のある土地の風土や歴史伝統によって、じつに多種多様な「うまさ」が存在する。
その愉しみを実際に全国各地の酒蔵を訪ねて、つくり手本人から直接伺い、
「うまい酒」を実際に味わった「日本酒・酒屋万流」の極上本。

「つまるところ、日本酒はどれも愛おしい。
いろんな蔵や酒の魅力が百花繚乱してこそ、と強く念じている。
では、今宵もうまい酒をちくとやりましょう」(あとがきより)

新章書き下ろし・各酒蔵の銘酒写真掲載



序章 日本酒はいま、本当にしあわせか  

第一章 うまい日本酒はどこへ行く?――新政  
第二章 「若さ」について――誉池月  
第三章 燗酒の逆襲――丹澤山  
第四章 地酒という生きかた――蓬萊泉  
第五章 バランスの妙――まんさくの花  
第六章 日々吞む酒とは――北雪  
第七章 日本酒の会におもむく  
第八章 福島の親分――末廣  
第九章 うまい酒をつくるということ――モルトウイスキー、クラフトビール 
第十章 酒屋万流――花巴、アフス、伊根満開  
第十一章 文化をになう酒――大信州  
第十二章 吞み飽きしないうまい酒――土田麹九割九分【書き下ろし新章】

感想・レビュー・書評

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  • うまい、日本酒を呑む人たち

    ってな事で、増田晶文の『うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流』

    美味い日本酒を造る蔵元、杜氏さん達との日本酒に対する情熱とこれからの日本酒造りと未来

    どの蔵もそれぞれ個性のある造りとポリシーがあって、それぞれ呑みたいね(笑)

    呑んだことの無い蔵の日本酒呑みたいなぁ
    木戸泉酒造のAfs アフスが気になる

    2019年32冊目

  • 新政やまんさくの花などの日本酒の話であったり、蔵の話、うまい日本酒を作る人たちの熱い思いが一冊に詰まっていたりして、この本を読むと日本酒を昔からの蔵の日本酒から近年のブームになってから出てきた日本酒など幅広く試したくなるし、お酒事に適温があり、温度によっても味わいが変わる日本酒の奥深さを感じた。飲みたくなる本。

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著者プロフィール

増田 晶文(ますだ・まさふみ)
作家。1960年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。人間の「果てなき渇望」を通底テーマに、さまざまなモチーフの作品を発表している。文芸作品に『稀代の本屋 蔦屋重三郎』(草思社文庫)、『S.O.P.大阪遷都プロジェクト――七人のけったいな仲間たち』(ヨシモトブックス)、『ジョーの夢』(講談社)、『エデュケーション』(新潮社)など。デビュー作『果てなき渇望』で文藝春秋ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞および文春ベスト・スポーツノンフィクション第1位を獲得、『フィリピデスの懊悩』(『速すぎたランナー』に改題)で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。日本酒の神髄を描いた『うまい日本酒はどこにある?』『増補版・うまい日本酒をつくる人たち』(ともに草思社文庫)も話題に。

「2021年 『文庫 絵師の魂 渓斎英泉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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