文庫 カルチャロミクス: 文化をビッグデータで計測する (草思社文庫 エ 2-1)
- 草思社 (2019年10月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794224194
作品紹介・あらすじ
Googleがスキャンした過去数世紀分の膨大な書籍データから、年ごとに使われている
単語・フレーズの使用頻度をグラフに示す「グーグル・Nグラム・ビューワー」が誕生した。
この技術の登場で、文献をビッグデータとして活用するまったく新しい人文科学が誕生した。
実現に導いたふたりの科学者は本をビッグデータとして扱い、研究に活用する新しい学問を
「カルチャロミクス」と名づけ、その誕生の経緯と意義を熱く語る。
人文科学が「定量化」時代に突入する“文系”フロンティアの幕開けだ!
解説 経済物理学における周辺研究 高安美佐子(東京工業大学)
感想・レビュー・書評
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100冊ビブリオバトル@オンライン第18ゲームで紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。
2020.08.22〜23詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手法の正当化、意義の説明が盛り過ぎているような気がしたけれど、それを除いても面白そうなことを始めた話だなと思った。図書館の所蔵する本を電子化して、その中での単語の出現頻度順を図示できるアプリケーションを開発した話で、少なくとも人間の文化の一端を定量的に切り取って観測できる、しかもそれが一般に公開されているというのは、有意義だなと思った。ただ、こういうところにも言語の問題はあって、日本語はコーパスに入っていなかった。そういう取組みこそ日本がやるべきだなと思う。
220101 -
面白い
どうもなんとも怪しいところがまだまだある方法と思うが、得られるところも多そうだ
AIの導入が待たれる
ただ、まとめのところにいくほどつまらなくなるという、、、 -
東2法経図・6F開架:KW/2019//K