新装版 米軍が記録した日本空襲

著者 :
制作 : 平塚 柾緒 
  • 草思社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794224354

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争末期、日本空襲で投下された爆弾の総量は16万800トン、
出撃したB29は延べ3万3041機、人的被害は死傷者80万6000人、
うち死者は33万人にもおよんだという(本書あとがきより)。

空襲の前後、標的となる都市にはかならずB29が単機で飛来して状況を詳細に撮影、
与えた損害の評価を行っていた。
米国防総省に保管されていたそれらの膨大な写真を収載、米国がどのようにして
日本空襲を行ったかを詳細に読み解いたのが本書である。
そこに記録されていたのは文字通り裸にされた日本であり、まさに断末魔の日本であった――。

◎掲載内容より
・日本初空襲
 八幡製鉄所
・航空機産業の破壊
 中島飛行機、三菱重工業、川崎航空機、川西航空機
・無差別爆撃の開始
 東京、名古屋、大阪、神戸、横浜、川崎
・沖縄上陸支援空襲
 大刀洗、鹿屋、垂水、笠之原、国分、大分、宮崎
・製油施設の破壊
 下松、大竹、四日市、徳山、宇部
・地方工業都市の壊滅
 日立、鹿児島、福岡、静岡、各務原、岡崎、岡山、呉、仙台、北海道、青森
・装幀原稿予告された空襲
 水戸、富山、八王子、郡山、福山
・日本最後の空襲
 豊川海軍工廠、岩国、小田原
・原爆投下
 広島、長崎

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

平塚 柾緒(ひらつか・まさお)
1937年、茨城県生まれ。戦史研究家。取材・執筆グループ「太平洋戦争研究会」を主宰、数多くの従軍経験者を取材してきた。主な編著書に『米軍が記録したガダルカナルの戦い』(草思社)、『図説・東京裁判』『図説・写真で見る満州全史』(河出書房新社)、『ウィロビー回顧録・GHQ知られざる諜報戦』『写真で見るペリリューの戦い』(山川出版社)、『玉砕の島ペリリュー』『写真でわかる事典・日本占領史』(PHP研究所)など多数。

「2020年 『新装版 米軍が記録した日本空襲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平塚柾緒の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×