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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794226372
作品紹介・あらすじ
河内の民と土地と楠木一党の仲間たち、そして家族をこよなく愛した戦さの天才・楠木正成が駆け抜けた熱き戦いの五年間。イキのいい河内弁を駆使する人情味あふれる姿で描かれた歴史小説!「いうとくけど、わしは損得で動かんのじゃ!」(薄笑いを浮かべる足利尊氏に向かって)鎌倉幕府と戦い、後醍醐新政を支え、寝返った足利尊氏と闘い抜いて壮絶な最期をとげた楠木正成の、下赤坂城の戦いから千剣破(千早)城の戦い、湊川の戦いまでの五年間。弟・正季や恩地左近ら楠木一党とともに寡兵で大軍に立ち向かい、奇想天外な戦術で次々と勝利をおさめた無敵の戦術家。だが、ただ「忠臣」「軍神」としてではなく、郷土・河内の民と土地と楠木一党の仲間たち、そして家族をこよなく愛した男として、あふれんばかりの人情味に満ちた楠木正成の姿が生き生きと描かれる。熱き一冊!装画:ヤマモトマサアキ
感想・レビュー・書評
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こてこての河内弁。河内武者なんだから当然かもしれないけれど、関西人の自分でもどうもなじめない。河内弁としてももう少し言い回しを何とかできないかと思ったり。
128ページまで読んで断念。それこそ残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説ではあるが、ここに描かれた楠木正成が、本当の姿であった気がする。
ただただ天皇の命令に従って戦った忠臣という戦前に作られた伝説は、作りものではなかったろうか。
「ごちゃごちゃ吐かしとったら、いてまうど!」
って声が聞こえてきそうだが(笑)
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