尾崎翠全集

著者 : 尾崎翠

• 創樹社 (1979年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[つばめさんの感想 · 2012年11月19日]

ようやくゲット。画像が出ないのが残念なんですが、野中ユリさんの装丁画、可愛いです。月報の執筆陣は、金井美恵子、種村季弘、解説は花田清輝という豪華版。定本よりも充実なラインナップ。

[isutabiさんの感想 · 2011年2月8日]

★　ふしぎな浮遊感　★

最終的に持つのを全集にしようか、筑摩書房の文庫サイズの日本文学全集の方にしようか悩み中。
全集の方は、これが出たとき名のみ知っていた著者の作品を「やっと読めるか」との思いで買ったので愛着あり。
正直言うと、必要なのは「第七官界彷徨」だけとも言えるのですが。
だから全集なんてたいそうなものでなくてもかまわないわけではあるのですが。

[うりさんの感想 · 2006年8月17日]

「第七官界彷徨」の衝撃。

[蔦乃さんの感想 · 2004年12月4日]

装丁も素敵なのに…。「第七感彷徨」を初め、尾崎作品が全部読めます。飄々とした書き口が好き。

著者プロフィール

1896年鳥取生。女学校時代投稿を始め、故郷で代用教員の後上京。日本女子大在学中「無風帯から」、中退後「第七官界彷徨」等を発表。32年、病のため帰郷し音信を絶つ。のちに再発見されたが執筆を固辞。71年死去

「2013年 『琉璃玉の耳輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」