資源危機サバイバル

著者 : 中津孝司

• 創成社 (2010年8月10日発売)

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2010年10月28日]

G２体制（アメリカと中国）は世界で対等する欧州やロシア、それにインドやブラジルを牽制することができるが北京は満足しないだろう。
北京にとっては北朝鮮問題が最も重要となる。北京にとってエネルギー資源に恵まれないアフガニスタンに介入するという行為は論外だろう。あくまでも外交辞令にすぎない。中国の国益に満たさないからだ。しかしイランは違う。イランは世界屈指の大産油国。
韓国は北朝鮮が現在2500トンから5000トンの化学兵器を複数うの施設に分散して保有することを暴露している。
中国はロシアと一緒にイラク戦争には猛反対した。イラクの石油が目当て。
リビアには世界の3％の石油が眠る。