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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794807748
作品紹介・あらすじ
ネアンデルタール人の"文化"と"運命"とは、どのようなものだったのか?世界屈指の古人類学者が、関連諸科学の成果もあざやかに織り込みつつ描く、人類の起源と未来をめぐる刺激にみちた物語。
感想・レビュー・書評
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本書は、スペインの著名な古人類学者による一般向けの古人類学の解説書である。イベリア半島はネアンデルタール人とクロマニョン人の両者の化石が豊富に産出される珍しい土地である。3万円前には、エブロ川を境界として両者は共存していたらしい。本書では、この2種の人類が如何なる進化の過程を経、”人類らしさ”を獲得していったかが詳細に述べられる。スペインの地理や、「意識」に関する哲学的な議論等、(日本人の)一般読者にはやや難しいところもあるが、ネアンデルタール人とクロマニョン人の集団の人口ピラミッド比較など、非常に興味深い内容が随所に散りばめられている。訳文のまずさと冗長な記述を我慢できれば、なかなか楽しめる本だと思います。あくまで、我慢出来れば、ですが。
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内容(「BOOK」データベースより)
ネアンデルタール人の“文化”と“運命”とは、どのようなものだったのか?世界屈指の古人類学者が、関連諸科学の成果もあざやかに織り込みつつ描く、人類の起源と未来をめぐる刺激にみちた物語。
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