- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794963925
作品紹介・あらすじ
心にしみいるケルトの歌に誘われて、音楽の郷アイルランドへ-。ゲール語を学んだ最果ての海辺の村。紛争の街ベルファーストの祭り。首都ダブリンのパブ…。どこにも音楽があふれていた。古代神話ゆかりの地や孤高の遺跡をめぐり、アイリッシュ・クラフトの職人たちの工房を訪れ、素朴にして豊かな食の幸を味わう。いまも人びとの暮らしと文化に脈々と息づく幻の民族の魂を探りあてる、のびやかな旅のエッセイ。トップ・ミュージシャンのインタヴュー、CDガイド、ゲール語簡単会話集も収録。
感想・レビュー・書評
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ミュージシャンのインタヴュー、CDガイド、ゲール語簡単会話集も収録。
とても読みやすいし、アイルランドでのゆかいな体験が読めておもしろい。(HPの日記より)
※1999.5.6購入
1999.5.27読了
2011.11.5売却済み詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アイルランドに残るケルトの息吹を感じるため、ゲール語とアイリッシュ音楽を中心に訪ねる旅行記です。
古くから侵略と迫害に悩まされているアイルランドですが、土着の文化は根強いものです。
表現に秀でたゲール語の歌や文学は世界に見直され、かつての蛮族像も揺らいでいます。
アイルランドの素敵な一面が綴られた一冊。 -
【再編集。追加更新済】
13年 5/ 28(火)放映「地球バス紀行」紹介地域・ア イルランド編。
放映内容後半のメインだった、「バブと音楽」の内容に関連。自身で著書を選択。図書館貸出
これまで読んだ、アイルランドに関する3作品。
中でも、この著書が特にインパクトの強さを感じられた。一番身近にあるのがテーマだったからかもしれないかなと…
タラの丘に関する由来も+αとして書いてあり、より奥深いものも伝わってきたのが、実感としてあったと…
アイルランドを身近に感じるなら、自身からの目線では、この著書がオススメ。
堅苦しさも時折ありますが(笑)、アイリッシュミュージックワールドの雰囲気を存分に味わえるかなと。
お酒は、それ程飲めないしバブには行きづらいのが真実の私ですが(笑)、お酒好きな人はオススメできる純粋な国柄が感じられますよ。
同時に、音楽大好きなあの人ならホント打ってつけ!ナレーションがハイになるのも分かります! -
留学体験記、紀行文(というよりおすすめ散歩コースの紹介)、現地アーティストへのインタビュー、おすすめCD…いいトコついてきます。そして、アイルランドに人脈のある作者だからこそアイルランド人から聞くことのできる貴重な話もたくさん。アイルランドがぐっっと身近に感じます。
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さらっと読めるエッセイとCDの紹介など。音楽だけじゃなくて文化や旅先で出会った人々との交流の様子も描かれていました。90年代の本なので情報がちょっと古いけど、雰囲気を知るのにはいいかも。
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アイルランドの音楽が好きな人に!