- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794969941
感想・レビュー・書評
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日々ニュースを見ていて思う、嫌な・ムカつく感じに、なぜそう感じるのかという過程を書いている。かなり共感できる。
全体として政治に関するものが多い。ここ数年でどれだけのめちゃくちゃが通ってきたか(そしてそれを忘れてきたか)を再認識することになるので、読んでいてムカムカしてくるが、ちゃんとムカつくこと、おかしいと言い続けることは大切だと思う。
僕はこの人のもっどどうでもいいことに関する文章の方がすきかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰しも、うっすらと感づいている日本のおかしさ。こうやってひとまとめになっていると、とんでもない人達によって日本は「経営」されているのが分かる。目をそらさずに意見し続けることを諦めないのが大事だとおもうが、その声は確実に消去されるんだろう。
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著者の本は初めて。
人々が空気を読む社会から、気配を感じる社会に変化した。
この国のコミュニケーション能力って、正直、主体性・積極性を持たないことによって最高値に持っていくことができる能力。
著者の感じている違和感や主張には、共感します。 -
今や「空気」どころか「気配」まで読み、それを悪用するようになった日本の風潮を斬りまくっている本。
特に現政権や、権威・権力を笠に着ている人間を冷静に分析し、痛烈に批判している。 -
主張的に私の思うところにかなり沿っている……んだけど、なかなか読みにくい文調だった。 あとがきによれば武田氏は「ズルい」って言葉をよく使うといわれるとか。「うまいことやってる奴」が嫌いだとか。やっぱり自分とよく似てる。そして屁理屈こねるところも。そんな私の近親憎悪(?)というか自分を見ているような恥ずかしさが読みにくくさせていたのかなあ。
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ザザッと流し読み。現行の政治家批判が多く、面白く読んだ。
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社会
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すっきり する!
「快刀乱麻を断つ」という言葉が
そのまんま 鮮やかに当てはまる
なんだ こいつ!
もおーっ ええ加減しろ!
あんたは 何様だ!
この国に存在する
魑魅魍魎のような輩を
ばった ばった と
なぎ倒していく感じが
たまらなく 快感である
ームカつくものに
ムカつくというのを
忘れたくない
本当に その通りだ
ー個人が物申せば
社会の輪郭はボヤけない
「記憶は弱者にあり」
マルセ太郎さんがよく
おっしゃっていた言葉だ
この時代だからこそ
ますます 黙ってしまっては
いけない -
いろんなことにいちいち違和感や怒りを感じ、「ちょっとおかしいのではないか」といちいち言うことは、もしかしたらうるさがられるのかもしれない。
でも、日々違和感や怒りを感じるセンサーみたいなものを研ぎ澄ませておかなければ、この国で自分の生きたいように生きられなくなってしまうような気がする。
わたしはわたしの生きたいように生きたいし、わたしにとって大切な人たちにも生きたいように生きてほしい。