- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794971920
作品紹介・あらすじ
研究者たちが考えていることって――実はめちゃくちゃ面白い。
抱腹絶倒&試行錯誤の「本邦初」、
研究ドキュメンタリー
視覚障害者の方々にスポーツの臨場感をどう伝えるか、
から始まった研究は「スポーツ」を翻訳することに向かった。
研究をスタートさせるも、相次ぐ失敗が壁となって立ちはだかる。
しかし、そんなことでは研究者は諦めない!
思わぬアイディアから方向を転換し、
十種目の競技のエキスパートとタッグを組んで
「人力VR」の開発に挑むことに!?
詳細は書籍にて!
【各氏、推薦!】
相馬千秋氏(アートプロデューサー)
ゲーム性、緊張感、駆け引き、速度、バランス……
スポーツを「翻訳」すると、それはもはやアート!
誰かのからだに創造的に憑依するための、
身体感覚翻訳マニュアル、決定版。
太田雄貴氏(公益社団法人日本フェンシング協会会長)
フェンシングの翻訳なんて……できるんだ!
競技者の間でも話題沸騰。
さっそくアルファベットを揃えました。
稲見昌彦氏(東京大学総長補佐・教授/超人スポーツ協会代表理事)
「見ることは信じること(Seeing is Believing)」
という諺、実は「感じることこそ真実
(but Feeling is the Truth)」と続く。
本書は、スポーツを見ることの背後に
ある、本質(バーチャリティ)に迫ります。
感想・レビュー・書評
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感覚を伝えるのは難しいけど、それに挑戦するのは素晴らしい。
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スポーツの説明を、言葉ではなく体感で翻訳できるかにチャレンジした記録です。もちろん、そのスポーツをプレイするのではなく、目の見えない人や障がい者にも体感できるように。
多様性が求められる時代に、アプローチの仕方としては面白いです。
答えはないので、こちらの想像力もかき立てられます。 -
うーん。伝わってない感がひしひしと。でもなんか何を選んだかとかが情報量なんだよね。不思議だ。面白かったがわからないのは当然なんだよなあ。
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スポーツの臨場感を視覚障害の人に伝えるにはどうしたら良いのか。
専門家を呼び、その競技の特性を考えながら身の回りの道具を使いながら近い感覚を探っていきます。
非常に興味深い研究で、何気ない工夫の中にその競技の持つ本質に近づいていくという発見はなかなかエキサイティングです。
面白かったです。 -
GQweb掲載
number1015号掲載 -
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研究をスタートさせるも、相次ぐ失敗が壁となって立ちはだかる。しかしそんなことでは、研究者は諦めない!思わずアイディアから方向を転換し、十種目の競技のエキスパートとタッグを組んで「人力VR」の開発に挑むことに!?
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目の見えない方と一緒にスポーツ観戦するにはどうするのか?からスタートする試みが、一流のアスリートたちが感じている世界観を、身近な方法で体感してもらうという方向に進化していきます。
競技はラクビー、アーチェリー、体操、卓球、テニス、セーリング、フェンシング、柔道、サッカー、野球の10種目。
正直、読んでいる時の感想は、「この人たち何やっているんだ・・・?」なのですが、読み終えたあと、それぞれの競技に対して、観戦するときの「解像度」が上がったような気がします。もちろん、その競技の一面からの捉え方だけなのでしょうが、知らいないスポーツの最初の接点としては、面白いと感じました。 -
2階書架 : 780/ITO : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410167657
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アーチェリー→覚醒水準が低いスポーツ。正確性などを求める運動では思いが強すぎるとパフォーマンスが低下してしまう可能性。矢を放つ前の一瞬の局面の状態でパフォーマンスに差が出る。呼吸法などを活用してできるだけリラックスして矢をリリースする事が重要なポイント。