アジアン・ジャパニーズ

著者 :
  • 情報センター出版局
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795818224

作品紹介・あらすじ

「深夜特急」に飛び乗り、アジアをさすらう日本の若者たち。彼らは何を 思い、何を求めているのか。感動のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • バックパッカーにでるきっかけになった本の中の一冊。
    この本に背中押してもらいました。

    この本に、出会えて良かったです。

  • ミニコメント
    アジアを旅する日本人を写したベストセラー

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/205138

  • 1991年夏、会社を辞めアジアの国々を放浪中に旅先で出会った日本人長期旅行者の写真を撮った。表現したかったのは「危うさ」。それはたった一人で外国にいることであり、先の見えないことである。その儚さに似た危うさ、刹那的なものを撮りたかった。それは壊れてしまいそうな風に揺れる美しさでもあった。僕のことを誰も知らない。僕も知らない。夢の中の出来事のような気がした。やはり旅は「人生」に似ている。

  • 読むのは、10回以上。読むたびに旅に出たくなる、そしていろんな話をしたい。そう思わせてくれる。しなくてはいけないことを好きになる。一番印象に残った言葉だ

  • たまたま仕事で小林紀晴カメラマンに取材することになったので読んでみた。
    深夜特急を読んで以来の、アジアの旅への自分の憧れを改めて感じた。もう私は若くはないのでこんな旅はできないだろう。汚い安宿にも泊まりたくない。
    でもインドには行ってみたい。自分が忘れている心揺さぶられる何かを感じてみたい。
    作者が若い時によくここまで魅力的な文章を書けたなと感心する。
    近く小林氏に会うのが楽しみだ。

  • 日本を出てアジアを旅する人を描いた本。
    この本を読んでバックパッカーになりました。
    それくらいボクにとって強烈な印象を残した本。

    特に鮮明に印象に残っているのは、医学部の学生で自殺してしまう彼の話。
    バイタリティ溢れる人の方が、奈落に落ちてしまうとどうしようもないのでしょうか。

  • 旅行と旅は違う。旅に理由や何かを得ようとする事はナンセンスなのかもしれない。

    21歳の時、仕事をやめなんのあてもなくタイヘ向かった自分とかなりリンクした。

    或るアジアンジャパニーズの「何をしたいかより、しなければいけない事を楽しむ」という言葉は最近ずっと自分の中にあったモヤモヤを見事に言い表してる言葉だった。

    また読みたい。

  • 私を一人旅に導いてくれた1冊。

    旅人が大好きです。

  • 内容紹介
    「深夜特急」に飛び乗り、アジアをさすらう日本の若者たち。彼らは何を 思い、何を求めているのか。この〈日本〉というシステムを離れ、アジアをさすらう若者たち。脱出なのか、逃亡なのか、闘いなのか、モラトリアムなのか!23歳の旅立ちを、27歳のいま自己検証する。小林紀晴のデビュー作!

  • 2002年8月31日読了。

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著者プロフィール

1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社カメラマンを経て1991年独立。アジアを多く旅して作品を制作する。また近年は日本国内の祭祀、自らの故郷である諏訪地域などを撮影している。紀行、ノンフィクション、小説なども執筆。近著に『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』『深い沈黙』など。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞。2021年に初監督映画作品『トオイと正人』で国際ニューヨーク映画祭、南京国際映画祭入賞。東京工芸大学芸術学部写真学科教授。

「2021年 『深い沈黙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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