やさしさの住居学 (エビデンス選書)

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  • 情報センター出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795847026

作品紹介・あらすじ

初版1996年の新装版。現在の住宅は、若い建築家や金儲け第一主義のメーカーが、自分たちの勝手な都合で、高齢者の望まない家や製品をつくっている。だれも高齢者になった経験がないから、高齢者が望む住まいについて語れる人はいない。本書は、充分に高齢者のカテゴリーに在る者として、そして建築家としてのいままでの経験から、歳をとってから健康で安全に住まうための方法について、私なりに想った黙示録である。

感想・レビュー・書評

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  • 建築設計を通して生活について考える。

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著者プロフィール

せいけ・きよし(1918-2005)
建築家。東京美術学校(後の東京芸術大学)建築科卒業後、あらためて東京工業大学建築学科に入学。1943年、戦時下で繰り上げ卒業し、海軍に入隊。戦後、東京工業大学に所属し、研究室をベースに活動。定年退官間近の1977年からは東京芸術大学教授も務めたほか、日本建築学会会長、東京建築士会会長、札幌市立高等専門学校校長などの要職を歴任。戦後を代表する住宅作家の一人であり、とりわけ自邸《私の家》を含む1950年代前半の小住宅がよく知られる。住人それぞれの生活を重視し、住まいをめぐる一般向けの文章を数多く執筆するとともに、建築家の独りよがりな作家的態度を批判した。その他の作品に《九州工業大学記念講堂・事務棟》《小原流家元会館》《伊豆・三津シーパラダイス》《軽井沢プリンスホテル新館》《朝倉文夫記念館》、主な著書に『ぱるてのん』『マイホーム設計術』『家相の科学』『住まいのシステム』など。

「2022年 『精選建築文集1 谷口吉郎・清家清・篠原一男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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