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- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796400367
感想・レビュー・書評
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卒業式の日に結ばれた3組のカップルの物語。
1組目のカップルの行動が他の2組にも影響を及ぼして…という展開。
卒業式にそれぞれのカップルの転機が交錯する展開も面白いし、筆者も後書きでセンシティブと書いている通り、高校生ならではの不器用さ、ひたむきさをすごく丁寧に描いていると思います。
答辞:ワイルド系一匹狼×優等生美人。カラダ先行、卒業までの期間限定の関係を続けていた2人が別れの日に素直になって…という物語。
吹っ切った後の押せ押せな箕方くんが微笑ましくもかっこいいです。
送辞:幼馴染もの。攻めが恋心を自覚して告白するけど、親友と言うポジションに甘えて受けはなかなか答えを返せなくて…「答辞」の2人の行動にやっと動き出すという展開。
記念品:ワンコ系後輩×ツンデレな先輩。親友に片想いする先輩をそれでも想い続ける後輩…というお話。
森崎くんが意外と脆い先輩をさりげなく支える姿にきゅんきゅんです。森崎くんは「送辞」にも登場するのですが、彼がこんな恋をしているんだ!となんだか他人の秘密を覗き見ている気分になりました。
続編も出ているようなので是非読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示