遅れてきた春は。 (GUSH COMICS)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 102
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796413695

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  • 健気な受がかわいい。2人ともピュアなのもいい。

  • ▼あらすじ
    38歳童貞。昼は会社員、夜は官能小説家。
    38年間、童貞として生きてきたサラリーマンの野内。女性に興味がないわけではなく、ただ機会に恵まれずエロへの妄想力だけ逞しく育った…。昼は会社勤めをする傍ら夜は官能小説を書いている。そんなある日、通勤中に可憐なお嬢さん・チカと理想的な出会い方をして食事に誘われる。それからデートを繰り返し、少しだけ積極的なチカに流されるまま童貞卒業を迎えた……のだが、チカはなんと女装した青年で――!?

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:あまあま・コミカル
    エロ度:高い
    萌え度:普通〜やや高い
    総合評価:★4.5

    初読みの作家さん。丸々一冊表題作。
    攻めが表紙のイメージと大分違って驚いたけど、思いのほかエロエロ&コメディ寄りの内容で面白かったです。

    まず、攻めこと野内についてなんですが、38歳にしてまさかの童貞です(笑)
    表紙の野内は紳士度マシマシで描かれていますが、実際は妄想力が逞しいちょっと残念なキャラなので私のようにあらすじを禄に読まないタイプは少し吃驚するかもしれません(笑)

    ただ、個人的には好きなキャラです(^^)
    全5話の内、1〜3話までは野内視点のお話なんですが、とにかくモノローグが面白く、笑わせられます。
    特にセクシーランジェリー通販サイトのURLを誤ってチカに送ってしまったシーンは思わず噴き出してしまいました。何度読み返しても笑えます(笑)

    一方、チカの方は健気で良い子なんだけど、特にこれと言って特筆するような点はなく、割と平凡な印象でした。
    あと、女装をテーマにしてるのかと思いきやチカが女装してるのは本当に最初だけなので、女装目当てにして読むと肩透かしを食らうかもしれません。

    ストーリーについては女装したチカと野内が両想いになるまでの過程がダイジェストのような形で描かれているので、どうしても最初の方は展開が早いなと思ってしまいますね。
    特にエッチするまでチカを女性だと思い込んでいた野内の「チカさんという人間に惚れてる」という発言は、それまでのチカとの過程をどう描くかによって説得力が変わってくると思うので、やはりそこは端折ってほしくなかったなと思います。

    でも、4〜5話のチカ視点のストーリーは丁寧に描かれており、チカが野内に惚れたきっかけや、1話の補完のようなお話になっているのでそこは良かったです。
    あと、エロシーンもかなり良かったですね。回数的にはそれほど多くはないんですが、凄い体位でしているシーンもあり、かなりドキドキさせられました♡

    ストーリーについては少々残念に思う点もありましたが、全体的には楽しく読めたので然程不満はありません(^^)
    読後感も良いですし、笑えるシーンも多いので疲れた時などに読み返したいですね。野萩先生の次の作品にも期待しています!

  • 昼はサラリーマン、副業で官能小説家。女性に興味はあるけど機会がなかったアラフォー童貞に彼女が出来るが、女装した男性だったとエッチの最中に気付く。エッチシーンで攻のお尻見えるアングルがエロい

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