年収が10倍アップする 超金持ち脳の作り方

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661270

感想・レビュー・書評

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  • 今世の中の価値はバーチャルバリューに移行している。
    バーチャルバリュー=「情報空間における価値」
    情報空間=私達の脳や心の中に存在する概念が作っている空間
    お金の呪縛から自己を開放する。
    ノーリスクのギャンブルをしてみる
    ベネフィシャルオーナーファンドが世界のお金を動かす
    窓口ファンド→外資系投資銀行(モルガン、リーマン”→ベネフィシャルオーナーファンド
    ベネフィシャルオーナーファンドの投資メンタリティーを知れば必ず勝てる。
    代替エネルギー→反石油(反イスラム諸国)
    穀物メジャー(プロテスタント系)

  • もの凄く俗な印象と表紙のデザインですが、年収を10倍にUPしたいので読みました。まあ、間違ってはいないと思うんだけど、なんかリアルじゃない。(この考え方の時点でおそらく、年収10倍UPは難しいのか…)。
    具体的なアクションその①…まずは会社を辞めるって、おい!
    思わず突っ込んじゃいましたからね。
    お前は、裕福か!!と。
    こちとら、収入がなくなったら、3か月ぐらいで国の保護だよ。
    世の中のみんなが家族や周りの助けを受けられると思うなよ!と
    いささか、反抗心を向きながら読んでいったのですが…

    まあ。あっていると思うよ。間違っちゃいないと思うけど、数字的な具体的な論拠がないので説得力がない感じ。作中に日本はGHQの指導で貯蓄する様になったとあったけど、日本人って弥生時代からの牧畜の習慣から、もともと貯蓄タイプだったのでは?とたかが、自分如きに反論の余地を残している時点で、微妙…。まあ、新しい事を知識を得たという点で、良かったかな。

  • 苫米地英人が送る
    資本主義社会の中で、収入を上げていく方法。

    私は、常々、収入とは、経済的な収入(貨幣や紙幣でもらう収入)+心理的な収入の二つを組み合わせたものだと考えている。

    しかし、今回の書籍では、収入を経済的な収入と定義して、どのように増大させていくのかが書かれている。

    全体を俯瞰して述べれば、

    1章で、お金とはそもそも何なのかという問いから始まり、お金=バーチャルバリュー=信用と定義する。

    2章~6章は、お金を増やす具体的な方法が述べられている。

    詳細
    一章
    そもそもお金とは信用のことを意味する。国民の作りだした価値を国が自身の信用を盾にして、価値を借りて発行しているのが紙幣。つまり、国の信用を意味する。

    貨幣の起源は、エンゲルスの著書にも書かれてある。しかし、苫米地は、現代のお金=現代の信用を「物理的な信用」と「情報的な信用」に分けている。物理的な信用が裏付けがあれば、モノとして価値が残る(残りやすい)また、価値が変動が安定しやすい。しかし、「情報的な信用」だと、モノとしてあるわけでもなく、無限に膨らむことができる。本書では、この資本主義の生み出した「情報的信用」=バーチャルバリューを多く作り、稼いでいくことが書かれている。しかし、情報的信用は、性質上、モノに必要以上の価値をつけたり、価値として残らないものを作り出す危険性もあり、格差の問題にも繋がってくるとも同時に指摘している。


    二章では、お金持ちになるために必要なマインドを伝える章
    お金持ちとは、二つ。
    一つ目はフロー型=どんどん投資をして、どんどん回収
    二つ目はストック型=過去の資産の含み益を維持し続ける。もはや働く必要がない。

    フロー型は、常に走り続けていなくては、お金が尽きる可能性があり安定しておらず、筆者はこのタイプを目指すわけではないという。

    この本では、ストック型のお金持ちを目指すと述べるのだ。


    ファンドの後ろには投資銀行があり、その後ろにはベネフィシャルオーナーファンドがあり、このファンドと同じ思考で経済活動を行うことを勧めている。

    三章
    お金を本気で稼ぎたかったら、ランダム性の中に整合的なパターンを見るために「ファイナンス理論」学び、離散数理やカオス理論を理解していくとよい。そして、ベネフィッシャルオーナーファンドの真似をすることを繰り返す。

    四章
    国民一人あたり、十円、寄付してもらえることをすれば、12億円も稼げることになる。そのために、十円をもらえる実績を作り、煩悩を極大化させて、全員を巻き込むマインドで考え、企画していく。そうすれば、他人も考えた価値になり、説得が出来る。
    五章

    六章


    バーチャルバリューを生みだすには、「情報の遮断」と「情報の書き換え」が行う。
    情報的依存状態とは、繰り返す、希少価値を付加する、権威付けをすることで出来上がる。

  • 考え方としては、なるほどそういうやり方があるかと思えるが、
    実践するにはなかなか難しいのでは?と思う内容。

    物理的世界ですぐに実行すべきこととありますが、普通の人には
    すぐにはなかなか難しいかと。
    リスクも何もかも受け止め冒険できる方なら可能だと思います。
    こんな事言ってるから自分はあかんのだろうか?

    ただ、ドカンといけないまでも、内容を参考にしてみたいと思える
    部分も色々とありました。

  • お金に対する考え方がちょっと変わってきます。面白いですよ。

  • 世界のお金はすべて自分のもの。
    この世のすべては、誰のものでもない。だからこそ、私のものでもあり、あなたものでもあるんです。そう思えば、そう存在するんです。

    さいごは、「お金の呪縛から解放され、みなさんが本当にしたいことをして、なりたい自分になってほしい」という一文で括られています。

    空な感じ、はなんとなくわかるけど、装丁も派手で持ち歩きにくいにも関わらず、最後にはそうくるかーって思いました。

    でも、確かに、そうなんだけどね。

  • 200905/ベネフィッシャルオーナーファンドの投資メンタリティをトレース=お金持ち脳/まず1000万円を借りる⇒借りた1000万円で事業性のあるものAに投資⇒Aを担保にさらに1000万円借りる⇒その1000万円でまた事業性のあるものBに投資⇒ABを担保にさらに2000万円を借りる⇒その2000万円で事業性のあるものCに投資⇒さらに4000万円借りる/煩悩を大きくして抽象度を高め、万人の幸せを考える/情報的依存状態をしかける:繰り返す・希少価値を付加する・権威付けをする

  • ◆著者はいエール大学・カーネギーメロン大学在学中に世界で最初の音声通訳システムを開発。三菱地所の財務担当者時代にはロックフェラーセンター買収の中心メンバーに。脱洗脳のエキスパートとしても知られている。本書では、著者の考えるお金の稼ぎ方、お金の使い方を紹介。お金に執着せずに、借りて、借りて、借りまくる。情報をコントロールして、需要と供給を操作する。

    ◇情報空間で無限にお金を稼ぐことができれば、ほしいものは何でも手に入れることができるし、やりたいことは何でもできる

    ◇すべてのお金は、誰かから借りた(預けられた)お金。お金は、絶対・不変の価値を有するものでもないし、持っていないからといって、命の危険に晒されるものでもないし、あなたの労働の価値を規定するものでもないし、決してマイナスになることはありません

    ◇最も簡単にお金持ちになるには、現在、お金持ちだといわれている人と同じことをすればいい。世界のお金持ちたちと同じアクションを起こすためには、彼らと同じメンタリティを身につける必要がある

    ◇真のお金持ちは、自分が生きている数十年後ではなく、自分自身がこの世界に存在をしていない数百年後の未来を考えながら、今を生きている

    ◇国のやり方を真似ることも、お金持ちになるための方法のひとつ

  • 苫米地先生の本はついつい惹かれて買ってしまうのです。
    読んでいる内に自分の視点が変わっていくのを感じる。
    そしてとても読みやすいのでぐんぐんのめりこんでいる自分が少し怖くなったりもするが…。

  • 苫米地先生の本、見つけたので即購入しました。本書では、「日頃の感覚を疑う」ということから始める「お金持ち脳」へのシフトを指南しています。特に、「情報価値」と「現実空間での価値」を対比させ、それぞれの価値をどのように取得・開放するかを説くことを通じて、現在もっている価値観を越えたところにある「お金持ち脳」に必要な認識・考え方について説明しています。まあ、「お金に振り回されない」とか「原資のいらない情報価値創造の考え方」など、面白くて実践味のある話が大変参考になりました。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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