なぜ辞書を引かせると子どもは伸びるのか 子どもの学ぶ力を育む、辞書引き学習法の決定版!

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661959

感想・レビュー・書評

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  • 残念ながら私自身、この手法を取らせてあげられる子どもが身近にいないけれど、もしも個人の辞書を持つことが許される子を指導するなら是非取り入れたい学習法。
    最初は調べた単語に付箋を貼ってもらってその数を競わせるというのも面白い。楽しみながら辞書を引くことを習慣に出来る。

  • 前から気になっていてようやく手にしました。
    内容が国語辞典のみならず、漢字、和英、図鑑などに広がっていきますが、実践的で楽しく読めました。
    和英を小学生に引かせる発想はなかったです。

  • 勉強よりも「学ぶ」ことの大切さ。
    こどもの「なぜ?どうして?」に手っ取り早く答えてくれる国語辞典を楽しくゲーム感覚で使いこなしたらどうなるのか。
    疑問は疑問のままにしない。
    これが学びの基本なのだと教えられました。

  • 辞書を使って、言葉を調べることで、
    受動的な「勉強」ではなく、能動的に「学び」の姿勢を取っていきましょう。
    というのが本書の提案。そのための辞書と親しむ習慣や取り組み方を紹介。あいまいな認識も客観できる。
    まとめると『辞書びきで 見つける学びの 面白さ』といったところでしょうか?

  • 子どもに辞書を引かせることの大切さ。

    この本を読めば分かります。語彙力は大切です。しかし、辞書を引かせることは語彙力を上げるだけではなく(語彙力が上がるだけでもすごいのはすごいのですが)、子どもの知的好奇心を思う存分満たしてくれるのです。

    子どもが「なんで?知りたい!」と思うことに答えてくれる辞書や事典は、もっとも大切な書物です。

    この本を読むと絶対に子ども用の百科事典が欲しくなりますよ。私はこの本を読んだあと、百科事典を検索して調べ、ポプラディア百科事典を購入しました(笑)

    おすすめの本です。一度、ご覧ください。

  • 辞書は、素直で向学心のある時期、つまり小学校入学直後から与えるのが良いそうです。
    遊びながら身についていくらしいです。

    学習指導要領で「辞書は3年生から」とあるのは、アメリカの国語のカリキュラムのモデルで、
    日本語なら、ひらがなを覚え始める時期と一緒でも良いそうです。

    国語辞典に始まり、漢和辞典や和英辞典、図鑑に地図帳、子どもたちは楽しく利用できるそうです。
    そして自学を身につけ、主体的に生きていける大人になれるのです。

    もっと早く知りたかったなー。

  • お手軽に簡単にできて、子供も興味を持って勉強に取り組むきっかけが作れそうな辞書引きの仕方が紹介されてます。早速辞書を買って、子供と一緒に引いてみたくなりました。

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著者プロフィール

1965年生まれ。愛知教育大学卒業、名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(教育学)。立命館小学校校長を経て、現在は中部大学教授。NPO法人こども・ことば研究所理事長、元ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員など複数の役職を務める。「辞書引き学習法」を開発・提唱し、自らすすんで学ぶ力の大切さを主張している。

「2023年 『語彙力1600 コンパクト版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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