- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796673082
作品紹介・あらすじ
『チーム・バチスタの栄光』ベストセラー作家が、現役医師の立場から書いたカラダの取扱説明書。カラダのミステリーを解き明かそう。
感想・レビュー・書評
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いい本です。
勉強になりました。
医学の基本というか、体の基礎知識はもちろんですが、序論、総論、各論、概論や、難しいことを簡単に教えるなどのこと、分解して、理解し、教えるということなども、基本的な学習の仕組みの部分なども勉強になった。
本当にとてもよい本だと思います。
ただ、Aiについての部分だけは、そう思わせようとする意思というか、作為的な感じを受けてしまったので、ちょっとそこまでよかっただけにがっかりした。
でもよい本です。
Aiの部分も主題からのつながりもないわけではないですし。 -
勉強になるし、楽しい本です。
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海堂尊さんの推理小説はいくつか読みましたが、カラダについてもっと良く知っているほうが面白いだろうな~と。パラパラめくった段階では思います。自分のことは以外と知らないものではありますが、自分の臓器の位置もあまり分かっていないものですね。お腹が痛い時、胃が痛いのか心臓が痛いのか、良く分からないですもの。
立ち読みで済ませましたが、家にあると来客時にネタを提供できるメリットがあります。お金の余裕があれば、装丁もかわいいので購入しても良いかもしれません。 -
体の仕組みや働きなど、とてもわかりやすくてかわいいイラストもあって面白かったです☆
こんな本が教科書だったらよかったのに…(笑) -
「現役医師の立場から書いたカラダの取扱説明書。カラダのミステリーを解き明かそう。」
目次
序論
総論(カラダってなんだろう;カラダの区分け)
各論(臓器分解;発生赤ちゃんのできかた;臓器収納)
医学概論
著者等紹介
海堂尊[カイドウタケル]
1961年千葉県生まれ。医学博士。外科医を経て現在病理医。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて2006年デビュー。『死因不明社会』(講談社)で、第3回科学ジャーナリスト賞受賞。独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院臨床検査室病理医長として現在も勤務。2009年よりAi情報研究推進室室長兼任 -
●目的
・カラダ地図が描けるようになる
●エッセンス
・ざっくりしたカラダのトリセツ。総論から各論まで
ヨシタケシンスケさんの絵がかわいい。 -
難しいことをわかりやすく!
それでも、私には難しかったので、何度も読みたい本です -
からだの内側が、本を読むときちんと描けるようになることを目的とし、分かりやすく、それぞれの働きなどが説明されている解剖学の入門書。
からだの地図を描けることは、自分のからだを知ることに繋がる。東大生ですら、からだの地図を描けないことに驚いた。
医者にかかることがあっても、医者任せにしないための最低限の情報は、知っておくべきだと思った。 -
面白い‼️
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海堂尊氏の職歴を見ればさもありなんという医学者。その彼が医学の基礎、人体について論理的に構成した人体学入門。たとえも使い、とても分かりやすく紹介している。ヨシユキ氏のカットとも合わさって、難しいことを簡単に優しく面白くという工夫が随所に見られる。医療系の学生必携の本。
序の中で、東城大学の藤田教授が、「えらい教授になるには簡単なことを難しく教える」と述べている。なんて言う事はない、東城大学は桜宮サーガの中の架空の大学。思わずにやり。 -
充分以上~自分のことなのに、よく知らない、自分の身体の地図を描いてみよう~絵がヨシタケシンスケさんなのが一番良いねぇ。心臓は左にあるのではなくて、左心房が大きいので、そう見えて、肺もその分、左側が小さくて。肝臓があるせいで、右の腎臓は下側に付いている・だって!!
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改めて知る、カラダの中身であります。大脳は、重さ1200グラムとか、リアルな説明になるほど、なるほど、であります。保健体育の副読本として最適ではないでしょうか。自分のカラダの仕組み等、あまりに知らないことに、びっくりぽん、であります。
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●カラダの仕組みについて、ざっくり理解するのにほどよかった。
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【要約】
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【ノート】
・「学問ノススメ」で。
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医者ってすごいな
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読んでる本登録から相当時日が経ってしまった。読み始めは確かにカラダ地図を正確に描くことができなかった。すると、何だか教科書を読んでいるみたいで続けて読むことができなくなってしまった。そして、今日一気読みして読了。とりあえず通しで読んでみようと思った。本書のターゲットは生物を履修する中高生だろう。その年代に合うよう極限までそぎ落とした医学の講義だった。
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この本の目的は読み終わったあと「カラダ地図」を描けるようになることです。冒険に挑む大切な必需品、それがカラダ。だから自分のカラダのことを誰よりもよく知っておこう!ドラマ化もされた小説『チームバチスタの栄光』(一般:Fカイ)を書いた作家でもある著者が、ユーモアを交えて分かりやすく解説。同著者コンビの『トリセツ・ヤマイ』もあわせてどうぞ。
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体内の絵が描けるようになれます。
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ヨシタケシンスケ氏のイラストがほんと面白い。
寄藤文平さんとか好きな人はぐっとくるセンス。
はじめに”これ1冊で、カラダのすべてがざっくりわかる!細かいところはひょっとしたら少しいいかげんだけど、でもだいたいは正しい。”と言っているのですが、その通りです。
お医者さんでこんな風に言えるのはとても柔軟な気がします。
自分が細かく知っていると、それをまるめてざっくりするのは(って言っちゃうとあれが説明できなくなるな…)とか考えてしまって説明過多になりやすい。
その違い、パンピーにはどっちでもいいですから……ってなる。
”「この本に書いてある程度くらい理解できなければ、とてもじゃないが医者にはなれない」と逆方向の太鼓判は押せる”
これも納得いきます。
実の所、中学高校で習ったことが9割です。
初めて知ることなど臓器の重さや長さ、後から出来た検査方法くらいのもの。(60代以上だとDNAの授業はなかったと両親が言ってるので、全員にはあてはまらない個人的感想ですが)
20年以上経ってもパンピーが覚えている程度のことを説明できない医療従事者はいらない。
高校生に特におススメ。(ひととおり習ってるはずなので)
2~3回読んでお絵描きすれば基本が叩き込まれると思います。
カバー・本文イラスト / ヨシタケシンスケ
カバー・本文デザイン・本文DTP / 鈴木 大輔(ソウルデザイン)
写真提供 / 山本 正二、下総 良太(千葉大学医学部付属病院放射線科) -
著者は、2006年のベストセラー『チームバチスタの栄光』の作者であり、現役の医師でもある海堂尊。
著者は、この本を作った背景を、「世の中に、カラダの仕組みを詳しく説明した専門書は多い。けれどもカラダのトリセツ(取扱説明書)みたいな、おおざっぱなことが「ざっくりすべて」わかる本はない。・・・ないんだったら作っちゃえ。そうしてできたのがこの本だ」と語るが、同時に「この本の目的は、読み終わった時「カラダ地図」を描けるようになること」と明確な意図のもとに書かれているため、余計な説明や但し書きがなく、素人にも取っ付きやすく、理解もしやすい。
冒頭の総論から、「ヒトのカラダはちくわの仲間。なぜなら、ヒトのカラダの真ん中には口から肛門までつながっている、消火管という穴があるから」といった調子で、ほのぼのとしたヨシタケシンスケのイラストも理解を助けている。
これほど常に身近にあるものも他にはないにもかかわらず、実はよく知らない自らのカラダについての感じ方・考え方が変わる、有益かつ手元において度々眺めたい一冊。 -
医学に興味がある方にもそうでない方にも、お勧めできる一冊。薄いので、気軽に寝る前などにどうぞ。
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私たちのカラダについて、簡単にまとまっていてよかった。
ひそかに、甲状腺や副腎の位置はよく知らなかったので、それが分かってすっきりした。
医者になろうとなるまいと、自分のカラダのことは、この本に書いてある程度には知っておいた方がよいと思った。 -
ちょっとわかった体のこと。
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わかりやすい。理解とは分類なので大まかに分けることから始めるとよい。わからないことを発見できたら細かく分けていけばよい。
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深く理解しているからこそ、解りやすく書ける。とても解りやすい、良書でした。