チャイニーズ・レポート (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A き 3-1)

著者 :
  • 宝島社
2.18
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796678254

感想・レビュー・書評

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  • 2010年刊行。◆風俗・婚姻・愛人・同性愛等現代中国の性事情のレポート。話半分で読んでも興味深い。まず「試婚」(婚姻せず一定期間同居し、結婚か否かを判定すること)。一見合理的に見えるが、男性富裕層がする場合、女性に不利に働く危険は高いだろう。気に入らなければ簡単に捨てられるからだ。◇次に、中国都市部では精神的ケアを包含する離婚ビジネスが盛んだと言うが、離婚自体が大きな精神的ダメージをもたらす文化でなければ必要性が乏しいのでは。日本はどうか。最重要課題は離婚後の経済的自立で、就職斡旋の問題に収斂するのでは。

  • 驚いたことがたくさん。。
    真偽はどうだかよくわかんないけど
    週刊誌的に下世話に楽しめた。

  • スキャンダラスな内容としては面白いし、公式には知ることのできない、中国の流行りなどもわかる。ただ、データの信憑性が信頼足るか、とか、ルビがいい加減とか、気になる点も多い。

  • 著者が中国の方だから仕方ないのかも知れませんが、日本語としておかしなところが散見されます。これは編集者がきちんと構成すべき問題だと思われます。また同様に著者が上海の方だからでしょう、中国語のルビが標準語の発音とは明らかに異なるものが多々あります。これらはやはりきちんと中国語の標準語の読み方でルビを振るべきだと思います。これも編集者の力量の問題ではないでしょうか? 内容は、もう少しデータの分析や、こういった事象に対する周辺調査を深めて欲しいと感じます。なんとなく、センセーショナルな題材を表面的なぞっただけのような感じがします。

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著者プロフィール

1955年中国上海生まれ、上海外国語大学日本語科卒業。1985年に来日し、慶應義塾大学および東京外国語大学で学んだ後、日本企業で10年間勤務する。現在、中国と日本の間で出版や映像プロデューサーとして幅広く活動中。著書に『中国五千年性の文化史』(徳間文庫)、『ここがダメだよ中国人!』『中国大動乱の結末』(徳間書店)、『中国セックス文化大革命』(新潮社)、『チャイニーズ・レポート』(宝島社)など多数。

「2019年 『中国でいま何が起きているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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