新装版 果てしなき渇き 下 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C ふ 1-4)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796680301

感想・レビュー・書評

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  • 皆イカれてる。
    思ったよりエロ描写が多かったなぁ。
    読後感は悪い。
    これを映画に…どこまで再現出来たんやろ…。

  • 好き嫌い・良し悪し・巧拙、はては倫理すらも超え、ただ「凄い」としか表すことができない大傑作小説。読んでる途中、何度も「もう嫌だ」「勘弁してくれ」「気持ち悪い」と拒絶反応が起きたのに、なぜか頁をめくる手が止まらず、終盤で明かされる、残虐極まる真実に言葉を失った。この読後感は、しばらく悪夢のように私の脳を支配することだろう。いやはやなんとも、凄まじいものを読んでしまった。

  • エピローグでようやく、映画、ああそうだった、と思い出しました。きもーちわるいまま上下巻読了。渇き、というよりどろどろした気持ちが残ったけどな…

  • 夜に借りて次の日の朝には読み終えてました。
    面白かった。退廃的で暴力的で非道徳なので、嫌悪する人も多いでしょう。
    しかし、一歩間違った時の転落の天幕がこんなにひどいことになってしまうということで、逆の啓蒙になるんじゃないかと思う。今の僕らの家族の平和は非常に険しい尾根を走っているように思えた。
    あと、ムスメを連れて行かれたら頭イかれるよ。よく分かる。

  • 失踪した藤島加奈子の行方を捜す父親。
    藤島加奈子に惹かれ彼女の秘密に近付こうとする少年。
    誰もが加奈子の強烈な引力に吸い寄せられ平衡感覚を狂わされていく。
    加奈子の引力により己のエゴと独占欲を引きずり出された父は壊れながら娘を求める。
    父親になる為に。

  • この小説、出てくる車の車種が全て明示されている。また、地理感をだすためか、国道16号線、17号線が頻繁に利用されている。主人公の愛車はカローラなのだが、プリウスと軽の時代に個人向けの車として、ちょっとどんな人が乗るのかイメージしずらくなってきてますね。

  • 上巻よりエグい。
    もっと各キャラクターに焦点を当てて掘り下げて書かれていたら、もっと説得性があったに違いない。
    各々の背景が薄く、経過が見えてこないのでそこに至るまでの動機も何もわからない。
    エンディングが私には想定外で、その感覚は楽しめたけれどもやはり説明不足は否めない。ちょっと惜しい。
    映画はなかなかグロかったそうなので、鑑賞は見送る予定。。

  • 2014.6

  • 暴力的で、救いがない・・・でも、一気読みでした。

  • 噂通り【暴力的】な作品でした。

    が。
    うーん、惜しい。
    掴みは良かったし個人的にはかなり好みな設定だったのですが文体と表現にイマイチ魅力を感じる事が出来ぬまま読了。

    しかし落ちは嫌いでは無かった。

    映画には期待大。

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化、話題となる。11年『アウトバーン』に始まる「八神瑛子」シリーズが40万部を突破。著書に『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』など多数。

「2022年 『天国の修羅たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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