- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796689946
作品紹介・あらすじ
1年の3分の2を海外で生活する高城剛が贈るサバイバル時代を生き抜くための世界移住ガイド。混迷の日本を脱出して、いまこそ海を渡ろう。
感想・レビュー・書評
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何年前に出版された本…そして現在の日本を考えると正に…そんな感じだと読書後に思った。高城さん凄い…
何と無く最近、自分自身の事と、何が本当にしたいのかと再度考え、今の日本と掛け合わせると海外という考えが出てきた時に、とても良い本を読んだと思う。
自分自身がハッキリした性格なので今の優柔不断な日本や、熱が冷めるまでやり過ごす主義な政治、マスコミも他人事のように政治を見過ごして追及しない。
この古いピラミッ8ド型の古いシステムに嫌気が差す。ある会社の社長は、皆さんが頑張れば良い事があると言っていたが、その系列の事業所で全国でかなりの売り上げをあげても、パートやアルバイトには8年経っても何の恩恵もない企業。未だ、原発や災害の問題が解決していないのに、苦しんでいる人がいるのに「桜を見る会」という現実。もう、企業や国は個人や国民を、守ってくれないんです。だから個々で何か意義をある事をしなきゃ駄目なんだと思うようになった。
そんな事を漠然と思っていたら。。
今年…とりあえず、海外へ1人旅行しようと目標を立てた。何故に海外に行くのか目的を定めていくのか…もう少し情報や本を読んで行こう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノマドな本を読み続けています。
(ここまで続けて読むのは珍しいです。。)
今回はノマドの中でも究極のノマドといえる
高城さんの本。
沢尻エリカの元?旦那として一躍有名になってしまったゆえか、
少しチャラい印象を持っていましたが、
結構真面目に日本の将来について心配していました。
著者の主張は明快で「海外に出ましょう!」ということなのですが、
海外に出るにあたり生活面でのアドバイスや
心理面でのサポートをこの本を通じて行ってくれています。
世界中を回っている著者による海外都市の評価もされており、
興味深く読ませて頂きました。
海外で生活したくなってしまう本です。 -
高城剛さんの海外移住経験からこれからの日本と世界の比較をしながら世界の魅力を伝えている。
世界を視野に入れて仕事をする人そうでない人にも読んでほしい一冊。 -
海外生活に興味がある自分のテンションがあがるかなと選択。
具体的に「洋行」に適した街の名前とその説明もあるので、より参考になる。
洋行として薦められていることは旅行ではなく、生活すること。自分もそれをすべく計画したいと思う、よい刺激になった。
ショックドクトリン:大きな災害のあとで、人々の危機意識を煽り、無理矢理法案を通したりすること/陸奥宗光「事の失敗に屈すべからず、失敗すれば失敗を償ふ丈の工夫を凝らすべし」/就労ビザの申請は時間も費用もかかる→人材への期待も大きくなる/洋行おすすめ都市:ロンドン、バルセロナ、サンセバスチャン、ヘルシンキ、香港、台北 -
一度外国で生活してみる必要性を説いてくれる一冊!
洋行へのハードルをどんどん低くしてくれる!
日本を俯瞰してみるためには海外に出るしかない。
海外旅行ではなく海外生活することが大切だと教えてくれる。
攘夷志士たちの言葉に突き動かされるものがある!
現地の語学学校の情報も載っているから少しでも海外での生活に興味がある人には読んでほしい! -
沈む日本。それを再浮上させるのは誰か。ということを考えさせられる一冊。
今の時代、上に上がるという考え方はそぐわないかもしれないけど。
様々な側面で転換期となる今年。
どれだけ人は意識できているんだろう。数多くの重要なことを「なかったこと」にしてしまう国民性。しかし、それをそろそろ放置しておく訳にはいかなくなってきた。
海外に出て、個人の力を高め、大きな枠組みで行動をできる人を増やしていいく。その人数が増えていくことで、結果として国家の在り方も変わるのかもしれない。
とても、今の気持ちに刺さる一冊。
ただ、ページ数に対して、フォントの大きさと改行の多さが唯一の難点。 -
高城剛氏の新刊です。
場所にとらわれないノマド生活を送っている高城氏は、日本から出ないことへのリスクに警鐘を鳴らしています。
インターネットやLCCの発達により、海外で生活をすることに対して障壁がより少なくなっている昨今、日本だけでの生活に固執することがいかに危険であるかと説いています。明治維新の勇者達は洋行(海外に行って、様々なことを学ぶこと)により、日本をより競争力のある国にしました。
今、このような洋行が求められていると言っています。
そして、洋行するには身軽にしておかなければならず、自分の身の回りのものを常に最小限に留めておくことが洋行への第一歩だそうです。
以下、自分用メモです。
・変化をすることを恐れてはならない。また、いまあるものを失うことを恐れてはいけない。失うことは得ることの前段階に過ぎないのだから。
・国際感覚の一例 決断をすることが大事である。決断とは「イエス」、「ノー」又は「まだわからない」と言うことであり、「わからない」と言う時には、どのような状態、時間、情報があれば答えがだせるのかを明確にすることが重要である。
・今まで、ITを使いこなせるもの、使いこなせないものの情報格差が指摘されてきた。これからは情報を正しく理解できる者と理解した気になっている者との格差が広がっていく。