神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう (GA文庫)
- ソフトバンク クリエイティブ (2007年2月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797340532
作品紹介・あらすじ
「私たちは人間の手から精霊の権利を取り戻す礎となるのよ!」「はい!ハイディ様!」精霊至上主義現実派(通称:ハイディと変な連中)の理想を具現化するため、まずは天才神曲楽士シーヴァル・リグルスを手なづけようとするメガネっ娘精霊ルーファ。しかしなぜかリグルスの兄・クルナのもとへ転がり込んでしまった彼女は、彼の神曲…いや、「他人の脳を鷲づかみするような怪音波」によって、逆にクルナの召使いになることに!?召使いの義務として、炊事洗濯掃除果てはメイドのコスプレまでさせられて…。ポリフォニカ新シリーズ「えきさいと・ぶるう」遂にスタート。
感想・レビュー・書評
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とりあえずこれで4シリーズとも少なくとも1冊は読んだことになるわけだけど、赤 >= 黒 > 白 >= 青ってところかな、俺の好みとしては。
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シェアードワールド展開をしている「ポリフォニカ」シリーズ。
それぞれ、世界観は同じ。
ぶるぅは萌え系コメディ。
他の“ポリフォニカシリーズ”とは、ちょっと雰囲気が違います。 -
シェアードワールドであるポリフォニカシリーズの別主人公物。軽くて無責任っぽくて犯罪者すれすれの主人公(でもお約束で本当はすごい)は、たしかにクリムゾンシリーズと差別化に成功しているものの、ストーリーの構成がなんだか甘い。とりあえず先に黒か白に行ってみるか。
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ポリフォニカ シェワードワールド展開第4弾。青のポリフォニカ、開幕です。
時間軸は赤・黒と同じながら、舞台を将都トルバスから凰都ヴィレニスへ。
先にまぁぶるで掲載されたお話より、時間軸的には前になります。
異色の神曲楽士(本人否定)にしてティンカー(何でも屋)と言う名のニートでしかないシーヴァル・クルナと、彼に下僕のごとく扱われる精霊ルーファ。
そしてハイディ・ササヤといった愉快な精霊達と織り成す物語。
そもそものきっかけは、人間よりも精霊の方が偉いという「精霊至上主義」を実現すべく、クルナの義弟リグルスを支配すべく、ハイディがルーファを「誤って」クルナの元に送った事が発端。
親友のルーファを(魔の手(クルナ)から)救うべくササヤが、そしていつの間にかハイディも巻き込まれて・・・と言った具合にいつの間にやら4人で行動することが多くなってきます。
ポリフォニカ他の色と違い、精霊と人間のあり方に焦点を置いた作品です。