神曲奏界ポリフォニカ チェイシング・クリムゾン (GA文庫 さ 1-13)
- SBクリエイティブ (2009年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797344172
作品紹介・あらすじ
ある平和な昼の時間。ツゲ神曲楽士派遣事務所でその事件は起こった。コーティカルテがおかしなことを言い出したのだ。それも明らかに間違った方向で。だが、その言動の裏には、コーティカルテの深いふかぁ〜い思惑があったりなかったり。「ツンデレなんかもう旧いんです!きっと先輩が好きなのは…」な「パフォーマンス・クリムゾン」をはじめ、脱力からチェイス、レンバルトの過去話、とどこから読んでも楽しめる珠玉の6本が入ったクリムゾンシリーズ第8弾。
感想・レビュー・書評
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6本の短編集。
ちょこちょこと見知らぬ精霊が出てきたりしてますが
すべてどたばた状態(笑)
主人公がいつもの彼だったり、友人だったり
社長だったり。
しかし、この世界でストーカーを見る事になるとは。
一番参加してみたいのは、精霊列車、ですが。
車内がすごく楽しそうw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第8弾は短編集です。
第1話「パフォーマンス・クリムゾン」は、コーティカルテがツンデレ・キャラに挑戦してフォロンの気を引こうとする話。
第2話「チェイシング・クリムゾン」は、コーティカルテたちが、最近開通したアマツキ線で夜中に出没するという『亡霊列車』の正体を追い求める話。
第3話「リコレクション」は、フォロンに対してレンバルトが抱いている内面の複雑な気持ちが描かれます。
第4話「リライアブル・ツイン」は、女性の着替えをのぞくことが趣味の中級精霊エルベリオからの挑戦状を受けて、ユギリ姉妹が戦いを挑む話。
第5話「オフデューティ・チーフ」は、ユフィンリーが最近男とデートをしているらしいと睨んだコーティたちが、彼女を追跡する話。
第6話「キッドナップ・クリムゾン」は、なりゆきでトルバスの名門貴族オルカラ家の令嬢マユラの家出に付き合わされたコーティカルテたちが、思いもかけない陰謀に巻き込まれる話。
いずれも、よく練られた短編という印象の作品で、楽しく読めました。 -
精霊は人間とは違う。といわれてもコーティをはじめみんな可愛い。と思いきや「強っ笑」ってなったりします。まぁ女王様がカッコイイね。フォロンがうらやましいです!
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<内容>
赤ポリ短編集。
精霊列車にコーティがツンデレセリフを言ってみたり、レンバルトの過去。。。
<感想>
レンバルトの過去であるリコレクションはいい出来。
これこそ榊一郎と言いたくなる筆力。そして、内容。
正直なところ、短編集になると途端にクオリティが下がるのは、例えば有沢まみず氏みたいなコメディ色を得意としない人なら当然と言えば当然なわけですよ。
内容もへったくれもない訳ですし。
だけど、やっぱり過去をちょろりと書くなは短編集ならでは。
何で、レンバルトとフォロンの関係はこうなのか。(いや、どうだよww
中々に感じるモノがあった。。
まぁ、短編集だし、評価は辛いのかも? -
シェアードワールド展開をしている「ポリフォニカ」シリーズ。
それぞれ、世界観は同じ。
時間軸や主人公を変えて、色んな作家さんが世界を広げています。
ゲームやアニメにも広がっていってます。
クリムゾンはアクションが多い。
世界観はさすが凝ってます。