ゼロの使い魔 3 始祖の祈祷書 (MF文庫 J や 1-4)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2004年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840111966
作品紹介・あらすじ
異世界・ハルケギニアに使い魔として「召喚」されてしまった才人。可愛いけれど魔法の才能はゼロのご主人様・ルイズとともに、アンリエッタ王女から頼まれた任務を無事果たした。ルイズは自分を守るために戦ってくれた才人を意識しはじめ、着替えや洗濯を自分でやったりして、ちょっぴり優しく接するようになる。だが、才人は急に変わったルイズの態度に「嫌われて警戒されてる…」と勘違いして卑屈になってしまい、全然かみ合わない毎日が続いていた。そんな折、ルイズはアンリエッタの結婚式の巫女役を仰せつかる。巫女は『始祖の祈祷書』を持って詔をとなえるのが役目で、ルイズは学院長から『始祖の祈祷書』を預かるが…。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
アルビオンから帰還し、無事に任務を終えたルイズはアルビオンでの体験を心に秘めつつ、トリステイン・ゲルマニア婚姻同盟の締結までの日々を過ごしている。一方でサイトはウェールズ皇太子との会話とワルドとの戦いからルイズへの思いを再確認しつつも、使い魔であることから葛藤したりと二人の関係は少しずつではあるが変化している。
そのような時でも時代の流れは止まることなく、トリステインを戦争という嵐に襲われ、国家崩壊までのカウントダウンが開始されたのかと思ったが、なかなかどうして面白い展開だね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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すなおになれないルイズと才人の気持ちがすれ違い、2人の間の隔たりが大きくなっていきます。そこに、学院のメイド・シエスタが才人に急接近。混浴イベントと、ベッドに押し倒してしまうエロ・ハプニングがあり、ちょうどそこへルイズがやってくるというお約束の展開に。怒ったルイズは才人を追い出してしまいます。
ルイズに追い出されて学院内のテントで生活を始めた才人に、キュルケがいっしょに宝探しをしようという話を持ちかけてきます。才人、キュルケ、タバサ、ギーシュ、それにシエスタの5人は、宝の地図にしたがって冒険へとくり出しますが、いずれもインチキばかり。そして5人は、最後の宝である、シエスタの故郷タルブの村の近くにあるという「竜の羽衣」を求めることになります。5人がその場所へたどり着くと、そこにあったのは何と、サイトの故郷からやってきた零戦でした。
「竜の羽衣」は、異世界からやってきたと主張するシエスタの曽祖父がかつて所有していたものだったと分かり、才人は学院のミスタ・コルベールに頼んで、零戦を動かそうと試みます。
ちょうどその頃、トリステインの王女アンリエッタの婚姻の儀式がとりおこなわれようとしていました。ところが、その機に乗じてアルビオンの艦隊が砲撃を仕掛けてきます。才人は零戦を操縦して、アルビオン艦隊の待つ戦場へと向かいます。
前半の恋のさや当てはテンポが悪くて少し読みづらく感じます。後半のバトル・アクションは悪くない印象です。 -
コテコテな展開なので、なんというか安心感があるのよね
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ルイズとサイトの掛けあいがおもしろくさくさく読めます。それといって深い伏線なんかはないけどキャラ押しでなんとかなる一冊です。たまにサイトがかっこよすぎてツライ笑
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前巻よりもさらにラブコメ臭が強くなったと思えば、戦争が始まって急にシリアスな展開になったりと最後まで飽きることなく一気に読める。
まさかゼロ戦が出てくるとは思わず、びっくりしてしまった。 -
シエスタのターン。
脱いだら凄いメイドさんが迫ってくる話。 -
伝説の使い魔に伝説の剣に伝説の魔法。ルイズの能力が開花したことで王道の下地はできたのであとはどうキャラがおもしろく動いてくれるか。だね。