無責任のすすめ (ソフトバンク新書 67)

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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797346541

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  • 世の中に歪みに対して「責任」という基軸で、いろんな怒りや文句を(無責任に)ぶちまけている。「責任をもつ」ことと「責任をとる」ことが混濁した印象を受けた。主張の内容には、賛同できること/できないことが入り乱れていて、一冊通じた評価は難しいが、いろんな気付きを与えてくれたのは確かだ。宗教家がなぜ政治を批判するのかわからないけど、10年前の自民党支配に対して「もし民主党が政権をとれば....」と憂うのは、今となっては少し痛いかな。しかし、最後の方は、宗教と人生観の関連が色濃くなり、さすがにこうした文脈は読み応えがある。

著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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