プピポー!1 (Flex Comix)

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  • ソフトバンククリエイティブ
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797347036

感想・レビュー・書評

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  • コミック

  • 「ハイスコアガール」「でろでろ」など数々のオンリーワンな名作を生み出した「押切蓮介」が2007年からWEBで連載していた作品。
    主人公「姫路若葉」は「見えないものが見えてしまう」いわゆる霊感体質な小学5年生。
    その変わった体質のせいで、周りとは馴染めなかったが、ある日「プピポー!」と鳴くフカフカしたピンク色の生き物と出会い、ポーちゃんと名付けたその生き物と様々な出来事を経験していくことで世界が変わり始めていく。

    【オススメのポイント!】
    「押切蓮介」、皆さんはご存知ですか?
    最近ですと、90年代のアーケードゲームを題材にした「ハイスコアガール」やホラーバトルとバトルシーン描写が話題の「ゆうやみ特攻隊」などを連載している、ホラー•ゲーム•バトルなどを題材に独特の画風と描写で描く漫画家さんです。

    押切蓮介は既に多くの漫画を描いていますが、個人的に皆さんに一番オススメしたいのがこの作品「プピポー」です。
    この作品は押切蓮介十八番のホラー要素やバトル要素も含まれてはいますが、どちらかというとそれらの要素は控えめです。

    この作品は、主人公の「姫路若葉」が謎の生き物「ポーちゃん」と出会う事で、抱えていた霊感体質による疎外感や他者とのディスコミュニケーションを克服していく物語です。
    ということで、私はこの作品の主軸は「喪失と成長」だと思いました。

    といっても、そんな堅苦しい話ではなく、前半は押切蓮介独特のギャグも交えながら、ゆるーく物語は進んでいきます。
    しかし、後半は怒濤の展開!
    ポーちゃんの謎、そしてあちら側の世界の謎などが明らかになっていきます。
    全三巻という分量もあってハラハラドキドキしているうちに読み切ってしまう名作です!

    また、個人的に注目してももらいたいのは押切蓮介の描く魅力的な人物や個性溢れるあっち側の生物?(死んでるけど…)などです。
    怖いんだけど、何かかわいい。
    そんなキャラデザにも注目してほしいです。

    ここまで読んで下さった方で「うーん、そこまでオモシロそうじゃ無いんだけけど…」と思った皆様!

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               ///)
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       /     i f ,.r='"-‐'つ____     こまけぇこたぁいいんだよ!!
      /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
        /   ,i   ,二ニ⊃( >). (<)\
       /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
          ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
         / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

    とりあえず騙されたと思って読んでください!
    絶対泣けますし、幸せな気持ちになれますよ!

  • 手?

  • でろでろタッチかと油断してると泣かされます。

  • なにげに凄いところから出版されていますね。
    聞いた事がないです…。
    押切先生作品は、年に1回くらい4冊程度同時に出ます。
    その中に1冊くらいハズレがあるのですが、今回はこれがハズレかと。
    いえ、おもしろいんですけれど、他の3冊が断然おもしろいです。
    これは、でろでろの亜種って感じです。
    絵が、どんどん上手くなっていますね。
    表紙のイラストにびびりました。

  • 押切漫画のなかでも屈指の癒しっぷりを誇るこの作品。
    ポーちゃんが素敵です。

  • ふかふか・・・かわゆすぎる。

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著者プロフィール

漫画家。『でろでろ』(講談社)などのホラーギャグに加え、『ミスミソウ』(ぶんか社)など内面的なホラー作品も手がける。1997年、週刊ヤングマガジンにて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。去年はいいことがあったらしいが今年は不明。月刊少年シリウスにてアクションホラー『ゆうやみ特攻隊』を超絶進行&大人気連載中!

[HP/ブログ]
「カイキドロップ」→ http://www.kinet.or.jp/osikiri/index.htm

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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