マンガでわかるストレス対処法 原因がわかれば解決策はおのずと見えてくる!! (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2015年9月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797351491
作品紹介・あらすじ
うつ病が現代病といわれるゆえんは、現代社会がストレス社会といっても過言でないほど、ストレスを受け続けながら人々が生きているからです。でも、ちょっと待ってください。ストレスは本当に敵なのでしょうか? 経営者やトップアスリートのなかには、ストレスを糧にしてすばらしい実績を残している人がたくさんいます。そこにどんな違いがあるのでしょうか? 本書ではストレスを科学的に解明しつつ、ストレスに負けないための対処法について、マンガでわかりやすく解説していきます。
感想・レビュー・書評
-
ストレス対処法とあるけど、ほとんどストレスによる症状とその仕組みについての本。
悪いと思われるストレスだけど、適度なストレスがあるほうが、エネルギー源となって実力以上の力を発揮できたりと、いいこともあるらしい。そもそも、結婚や出産や昇進なんていう、一見いい出来事もストレスになることが多いそうなので、ストレスはそもそも避けられないものだろうなと思った。
体の仕組みに関する話は、『はたらく細胞』というアニメを思い出した。『はたらく細胞』を見てなかったら分からない部分も多かっただろうなと思う。
なお、女性が一生に分泌すると女性ホルモンはティースプーン一杯程度らしい。女性にとって重要な働きをするホルモンなのに、そんなに少ないのかと驚いた。
それにしても、ストレスが原因となる症状はかなり多いなと改めて思った。むしろ、何かの症状を患った時に、確実にストレスは原因ではないといえるものってあるのだろうか。
ストレスの初期症状についても書かれてあり、「目が疲れやすくなる」とか「頭がスッキリしない」というのはなんとなく分かるのだけど、「夢をよく見るようになった気がする」という項目があって驚いた。そんなところに関係があるのか。むしろ、自分は夢を見る方が健康的なイメージがあった(まあでも、よくよく考えると夢ってだいたい悪い事のほうがおおいような気もするし、分からなくないかもしれない)。
なお、ストレスが溜まっていると、性行為にたいして何も感じなかったり快感がなくなったりするそうだけど、女性は望まない妊娠にたいする不安があるため、性的行為自体がストレスに感じることも多いのだとか。だから、中には妊娠中や閉経後のほうが快楽を得られる人もいるらしい。すっごい本末転倒な気がするのだけど、なんで人はこんなふうに進化してしまったんだ…。
ところで、主役の女の子が15歳という設定なのだけど、両親と身長差がありすぎて15歳には見えない。もうちょっと大人びた雰囲気にするか、年齢設定をさげるかしたほうがよかったんじゃないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑うだけでもかなりストレス解消になる。
涙を流すのもよい。。