陸上自衛隊「装備」のすべて 知られざる戦闘力の秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797358070

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    陸上兵器

  • 陸上自衛隊の現有装備(武器)が、各科別に網羅的にまとめられている。

    外観、用途、特徴や、調達時期、価格など。
    武器そのものに興味がある方には、それだけで興味深いだろうし、自衛隊や警察、海保等が出てくる、小説、映画などを見るときに、辞書的に用いれば、なぜその武器が選択され使用されているか、どこに不満があるかなどの背景がわかり、興味深い。

    武器について、ただ怖がったり面白がったりするのではなく、適切に調達・運用されているかどうか?などに関心を持つことも、平和国家を目指す我々がきちんとすべきことだと、私は思います。

  • タイトル通り、陸上自衛隊の装備(2012年12月現在)について解説しています。陸自について簡単に知りたい方向けの入門書。

  • 知られざる戦闘力の秘密に迫る

  • 陸上自衛隊の装備を紹介する。見開きで一つの装備、左頁が説明で右頁が写真と基礎データ。主な特徴、調達額や配備状況などがわかる。個々の装備についてはわかりやすく解説されているが、陸上自衛隊全体の問題やその戦略・戦術方針についてはそれほど詳しくなく、タイトルに忠実な内容といえる。他の本を読む時などの参照にちょうど良さそう。

  •  陸上自衛隊の装備品について、普通科、機甲科などの職種の解説とともに、写真を取り入れて簡単に解説したもの。
     「小銃、機関銃、戦車、榴弾砲、対空誘導弾、戦車橋、対戦車ヘリコプターなど」と裏表紙にも書いてあるが、素人にはどれが何だか、という感じで、一応初心者向けにはなっているものの、用語は難しくてよく分からないところが多い。マニアの人には当たり前のことなのかもしれないし、初心者には難しいし、という感じなのではないかと思うが、細かいことは分からなくても、へえ、こんなのもあるんだ、と思えるだけでも良いと思う。写真が多くて一見見やすいが、実際にどのように使われているかを示す写真は少ない上に、文字で読むだけよりもやっぱり動画かなんかで見ないとイマイチ分からないなあ、と思ってしまった。
     普通科=歩兵、アサルトライフル(突撃銃/自動小銃)+分隊支援火器(軽機関銃)・携行型対戦車ミサイル、手榴弾とてき弾、対戦車ミサイル(軽MAT、重MAT、中MAT)…、など普通科の章の前半だけでもこれだけ整理したい項目があり、とても全ては覚えられなかった。一つ一つの装備が紹介されているが、まず見取り図、というか目的別に分類してこの目的にはこれを使い、これの後継がこれ、などと図示してくれれば分かりやすいのに、と思った。(12/08/08)

  • 良い本。面白い。
    役に立つ訳では無いが、今まででの疑問点が大分分かった。

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著者プロフィール

1971年、千葉県生まれ。1994年、日本大学工学部機械工学科卒業。卒業後、ミリタリー誌『Jウイング』(イカロス出版)、航空雑誌『エアワールド』(エアワールド)の編集者として勤務。2004年より、フリーランスの軍事アナリスト、テクニカルライターとして活動。おもな著書は、『M16ライフル M4カービンの秘密』『陸上自衛隊「装備」のすべて』『世界の傑作戦車50』『M1エイブラムスはなぜ最強といわれるのか』(サイエンス・アイ新書)、『図解 戦闘機の戦い方 』(遊タイム出版)など。

「2016年 『海上自衛隊「装備」のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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