トゥルーブラッド4 奪われた記憶 (ソフトバンク文庫 ハ 6-4)

  • SBクリエイティブ
4.27
  • (23)
  • (25)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 148
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797358148

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • トゥルーブラッド4作目。
    エリック記憶喪失編。

    スーキーは、ヴァンパイアの恋人ビルと、前作の事件で、別れたばかり。
    ビルはやむを得なかった事情を説明に来たが、傷心のスーキーは受け付けない。
    仕事でまた遠方へ出かけるビルの留守に、思いがけない大事件が…?!

    夜中に、エリックが上半身裸で走っているのに出くわす。
    しかも、脅えた様子で、記憶をなくしていた。
    仲間に連絡を取ると、エリックは魔女に襲われて失踪したという。
    魔女というのは人間で、意外に身近にもいると初めて知るスーキー。
    普通は密かに薬草の知識を交換する程度なのだが、魔力があって呪いをかけられる魔女も存在する。
    なぜか強力な魔女達が現れ、ヴァンパイアの縄張りと利権、エリック自身をも狙っているという。

    エリックを匿うため、兄のジェイソンに相談して協力を頼む。
    ところが、そのジェイソンが行方不明になってしまう。
    スーキーは大晦日にジェイソンが会っていた女性がシェイプシフター(変身人間)だったことに気づいていた。
    ジェイソンの行方を探しながら、狼人間のアルシードにも事情を知らせに行くスーキー。

    ヴァンパイア・バーの経営者で、ルイジアナの地区責任者でもあるエリックは、傲慢な性格だったのだが。
    記憶をなくして、素直な性格になり、スーキーを頼ってくる。
    それでいて、本能的に女性を守ろうとしたりもする。
    しだいにエリックに惹かれていくスーキー。

    ヴァンパイアは招かれないと他人の家には入れないため、スーキーが魔女の家に乗り込み、ドアを開け放ってヴァンパイア達を招き入れることに。
    ビルも駆けつけます。
    スーキーの恋の行方は…

    ビルのファンには物足りないかも?
    ビルとも、いずれは…という可能性は感じますけどね。
    波乱の展開で、強くなっていくスーキーはなかなかすごいです☆
    2004年の作品。

  • ビルとは前回の事件で気まずくなった…というか飢えたビルに襲われたことはスーキーにとってレイプだったのかとビックリした。なんだかんだでヨリを戻すのかと読んでいたので。とにかく、スーキーはビルと別れたつもりでいる。ビルは納得していないが仕事で遠くへ行ってしまう。
    ビル不在の間、スーキーは記憶を失ったエリックを保護する。そして、まるで別人なエリックと官能的な夜を過ごす。
    エリックをそんな状況にしたのは魔女の魔法だ、ということで魔女たちの組織と地元のウィッカン(魔女ほどではないが魔術を使う)を巻き込んだ抗争。
    記憶が戻ったエリックは記憶喪失期間のことを覚えておらず、恋愛関係終了。
    兄ジェイソンが拉致監禁されていたりしたが、ホットショットのピューマ人間とそうと知らず付き合っていたため逆恨みされたもの。ジェイソンはかなり噛まれていたのでピューマ人間になってしまう可能性が高い…と本編中ではヤキモキしているが、巻頭の人物紹介に「噛まれてピューマ人間になった」と壮大なネタばらしされている。ひどい。
    前回出てきた狼人間のアルシード。彼の前恋人のデビー・ペルトが襲いかかってきたので返り討ちにしてしまう。記憶喪失状態のエリックが死体処理してくれて、そのことも記憶が戻ったエリックは忘れている。

  • エリックはどっちがほんとだったのかしら
    ビルはまったくいいとこなし。
    スーキーはあいかわらずのハーレムだね
    どんどん血なまぐさいヒロインに変貌しているけれど…
    切ないなあ エリックも覚えていればよかったのに。

  •  この世にはヴァンパイアやシャイプシフターの他にもいろいろな種族がいる……そーいえばフェアリーのあの人はどこへ行ってしまったのだろう???

     今回の話は個人的にものすごくツボでした。うん。記憶喪失ってロマンよね~! ちょっと切ないオチもいい。
     それにしてもエリックの存在感が増すのと反比例してビルの影のうすいことと言ったら……

  • なんか過激さが増してる気がする
    でも、いろんな種族が出てくるのは楽しい
    エリックかわい過ぎでしょ

  • ビルとはまた違った味わいのあるエリック。でも…やっぱりビルかなぁ。

  • この巻はツボです。エリック派の自分は、彼の記憶が再び無くなってしまった(本当だろうか?)ことが残念です。スーキーってスーザンだったのね。トワイライトよりぜーったいっ、こちらの方が好き!

  • トゥルーブラッドの4冊目です。
    エリックが主役(?)のエリックファンにはたまらない一冊です。
    私はエリックファンなので、とても楽しめました。
    ビルファンの人には少し物足りないかな?と思います。

  • 2010年5月4日読了。

    True Blood4作目。『Dead to the World』の邦訳です。

    やっぱり、原書で読んだイメージとちょっと違う・・・でも面白い。
    原書だと、スーキーの男気というかかっこよさがもうちょっと伝わってくるんだけどなぁ。
    でも、このお話は好きです。エリックがえらいかわいいので。
    この内容、もしドラマで表現するとなると、あの思いっきりがたいのいい北欧の俳優さんが、このエリックのかわいらしさをどのように表現するのか見てみたい・・・ので、ぜひともドラマもこのお話まで続いてくれるとうれしい。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1951年、米国ミシシッピ州生まれ。80年代初頭から執筆活動を始める。本作は「A Sookie Stackhouse Novel」シリーズ13作目。同シリーズはTVドラマ化されて全米で大ヒット。国内でも「ファースト・シーズン」「セカンド・シーズン」「サード・シーズン」のBlu-ray・DVDが発売中。また、CS放送 女性チャンネル♪LaLaTVにて放送中。

「2013年 『トゥルーブラッド13 安らぎの場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シャーレイン・ハリスの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シャーレイン・ハ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×