トゥルーブラッド4 奪われた記憶 (ソフトバンク文庫 ハ 6-4)
- SBクリエイティブ (2010年4月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797358148
感想・レビュー・書評
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トゥルーブラッド4作目。
エリック記憶喪失編。
スーキーは、ヴァンパイアの恋人ビルと、前作の事件で、別れたばかり。
ビルはやむを得なかった事情を説明に来たが、傷心のスーキーは受け付けない。
仕事でまた遠方へ出かけるビルの留守に、思いがけない大事件が…?!
夜中に、エリックが上半身裸で走っているのに出くわす。
しかも、脅えた様子で、記憶をなくしていた。
仲間に連絡を取ると、エリックは魔女に襲われて失踪したという。
魔女というのは人間で、意外に身近にもいると初めて知るスーキー。
普通は密かに薬草の知識を交換する程度なのだが、魔力があって呪いをかけられる魔女も存在する。
なぜか強力な魔女達が現れ、ヴァンパイアの縄張りと利権、エリック自身をも狙っているという。
エリックを匿うため、兄のジェイソンに相談して協力を頼む。
ところが、そのジェイソンが行方不明になってしまう。
スーキーは大晦日にジェイソンが会っていた女性がシェイプシフター(変身人間)だったことに気づいていた。
ジェイソンの行方を探しながら、狼人間のアルシードにも事情を知らせに行くスーキー。
ヴァンパイア・バーの経営者で、ルイジアナの地区責任者でもあるエリックは、傲慢な性格だったのだが。
記憶をなくして、素直な性格になり、スーキーを頼ってくる。
それでいて、本能的に女性を守ろうとしたりもする。
しだいにエリックに惹かれていくスーキー。
ヴァンパイアは招かれないと他人の家には入れないため、スーキーが魔女の家に乗り込み、ドアを開け放ってヴァンパイア達を招き入れることに。
ビルも駆けつけます。
スーキーの恋の行方は…
ビルのファンには物足りないかも?
ビルとも、いずれは…という可能性は感じますけどね。
波乱の展開で、強くなっていくスーキーはなかなかすごいです☆
2004年の作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エリックはどっちがほんとだったのかしら
ビルはまったくいいとこなし。
スーキーはあいかわらずのハーレムだね
どんどん血なまぐさいヒロインに変貌しているけれど…
切ないなあ エリックも覚えていればよかったのに。 -
ビルとはまた違った味わいのあるエリック。でも…やっぱりビルかなぁ。
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この巻はツボです。エリック派の自分は、彼の記憶が再び無くなってしまった(本当だろうか?)ことが残念です。スーキーってスーザンだったのね。トワイライトよりぜーったいっ、こちらの方が好き!
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トゥルーブラッドの4冊目です。
エリックが主役(?)のエリックファンにはたまらない一冊です。
私はエリックファンなので、とても楽しめました。
ビルファンの人には少し物足りないかな?と思います。 -
2010年5月4日読了。
True Blood4作目。『Dead to the World』の邦訳です。
やっぱり、原書で読んだイメージとちょっと違う・・・でも面白い。
原書だと、スーキーの男気というかかっこよさがもうちょっと伝わってくるんだけどなぁ。
でも、このお話は好きです。エリックがえらいかわいいので。
この内容、もしドラマで表現するとなると、あの思いっきりがたいのいい北欧の俳優さんが、このエリックのかわいらしさをどのように表現するのか見てみたい・・・ので、ぜひともドラマもこのお話まで続いてくれるとうれしい。