魔法の材料ございます5 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2010年11月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797361568
作品紹介・あらすじ
ついに魔法使い連盟マルブドーク支部長を引き受けることになってしまった旦那様。結果としてこれまで以上に連盟の方と揉めてしまいそうで、ちょっと心配だったりします。そんなある日、懸念が現実になりました。"懲罰師"を名乗る方が、突然魔法材店に現れたのです!それだけでもものすごく大変なことですが、さらに旦那様の留守中に、わ、わわ、わたしのことを素敵だと言ってくださる方から、プロポーズされてしまって-わたしは、いったいどうしたらいいんでしょう?-。
感想・レビュー・書評
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9784797361568 317p 2010・11・30 初版1刷
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久し振りにメインヒロイン・サシャな感じ。ホント可愛くてええ娘や…サフィーラもなかなか濃いめのキャラだけど負けるな。この作品、悪党(敵対勢力)はどうしようもない感じの悪で描かれますね。
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今読んでるラノベのシリーズで最もお気に入りのひとつ。今回はサシャとシャルトが違う場所で、サシャには騎士が、シャルトにはサシャを上回る乳の懲罰師とリア=メイが接近。シャルトのほうはともかく、サシャにとっては自分の気持ちを確かめる意味のある巻だったと言えそう。
毎回楽しみにしている強大な敵とシャルトの魔法戦は外から見る限りは意外と地味そうだけど、実際には死の寸前で呪術を返す、しびれる展開。今回加わった乳女もやるときにはやるというか、かなりの実力者なので今後何度も登場しそうです。もうひとり今後の伏線として再登場しそうな銀髪の少女も登場し、今後の展開に備えて一気に重要人物を増やした印象。
理事長は今回もしぶとく悪役を遂行し、王族のごたごたも暫く沈静化しそうになく、話のタネは多方面にまかれてて、今後どういう順に収穫していくのか楽しみ。