- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797362756
感想・レビュー・書評
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2月-16。
終戦へ。それぞれが人生を進んでいく。
ロシアの革命、イギリスの変化、ドイツの敗戦。
そしてアメリカ。
さすがフォレット、面白い。三部作とのことで、大作。
ただ、大聖堂には敵わなかったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1次世界大戦終了、それぞれの主人公たちの生活は?
この後の続きがとても気になる -
2011/07/18完讀
★★★★☆
本卷是戰爭末尾,英美等國開始與與俄國政權展開資本主義和共產主義的戰爭。女性獲得受限制的投票權,戰爭結束後エセル和復員的弟弟弟ビリー更朝勞動黨議員的目標邁進。モード去德國和ワルター一起組成家庭,至於ペシュコフ兄弟的哥哥成為人民委員,但也開始對政權的專制和密探制度感到反感,弟弟レフ則繼續在美國,利用禁酒令的機會從加拿大走私酒來賺取暴利,他的丈人則被他失手打死。ガス・デュア見證了威爾遜的理想與挫折,後來和女記者ローザ結婚。故事在1924年,德國國社黨已經發起政變被鎮壓,德國通貨膨脹,英國則經濟蕭條;少部分社會主義者(例如エセル)對俄國革命的見解已經開始動搖。
作者鉅細靡遺記述這幾個家庭的發展和他們新生幾個小孩,總覺得好像在埋什麼伏筆。果然解說部分提到這只是肯佛雷特的百年三部作的第一部,第二部預計2012付梓。確實以他的大架構,這三卷總共快1700頁還是不夠。這三卷蠻好看的,但沒有給我非常大的衝擊,故事也懸著太多發展的可能性沒寫完。這個作品究竟能不能超越大聖堂呢?得三部都讀完才能下定論。
(524page) -
ケン・フォレットが描く第一次世界大戦。
ウェールズの炭鉱から始まった物語は、ドイツ、アメリカ、ロシアの若者たちを俯瞰しながら進んでいく。
読みながら、この「巨人」とは何なのだろうと、ずっと考えていた。
まぁ、多分ロシア帝国であり、東ローマ帝国であり、ヨーロッパを支配してきた貴族社会なのだろう。
それぞれは、それぞれの閉塞を抱え、故に落日に向かっていくのだ。
炭鉱夫から政治家になっていく少年や、ロシア帝国の崩壊とともにソビエトの重鎮になっていく青年など、時流にのっていく者たちはそれはそれで魅力的なのだけど、古い貴族の価値観から脱することができず、妹や愛人に背を向けられていく男や、人間的であろうとしながらことごとく踏みにじられて行くドイツ人が、魅力的だった。
この作品の子供たちの世代を描く、第二次世界大戦の話が来年(2012年)に刊行されるらしい。
でもって、最終的には3部作として、近代100年を描くとか。
…すごい、楽しみだ。 -
結局ロシアにもフランス・イギリスにもはさまれたドイツは敗戦国となる。
巨額の賠償が要求され、ドイツは受け入れざるをえない。
「わたしたちは平和を説きながらも常に復讐をたくらんでいる」
という一説が心に残った。
喧嘩両成敗というか、これだけ各国に被害がでていて、ドイツが一番の被害をうけているのになお、巨額の賠償を請求されるあたり、私としても何か違うのではないかと感じてしまった。でも、もしも、戦勝国だったら、何がなんでも賠償金をとれと思うのかもしれない。。。歴史は常に強者が紡ぐ。。
ロシア革命のくだりはちょっと退屈しながら読み進めた。結果が失敗だし、私としても共感できないから。ただ、ロシアの帝政は野蛮といっていいほどだったようだし、だからこそここまでに振り子が触れたのだろうと思った。ソ連の崩壊をもって、20世紀の壮大な試み=人類平等はなしえるのか ということが、全くの失敗だったということだけれど、理想をいうなら人類平等が幸福に思えるのに。。。やっぱり、残念ながら性悪説なんだろうなぁ・・・