アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く(下) (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797364156

作品紹介・あらすじ

人々が脱出する時間を稼ぐためにティリアは苦痛をともなう延命を受け入れた。しかし、第三塔の維持には第一塔から膨大な導力を送る必要がある。アオトとクロアは第一塔へと渡り、ライナーたちと協力して導力の確保に挑むこととなる。バイナリ野に侵入した彼らに対し、塔のセキュリティは巫女姿のロボットを送り込む。歴代のメンテナンスロイドをも凌ぐ圧倒的な力をもったマシンとの死闘が始まった。プレイステーション3で人気を博した同名ゲームのその後を、シリーズ3作品のキャラクター共演で描いた完全新作ストーリー。GA文庫版「アルトネリコ」ついに完結。

感想・レビュー・書評

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  • アルトネリコ3外伝完結編。最後に相応しいハッピーエンドだったと思います(多少予定調和的な感がありはしたものの、世界観のインフラがしっかりしているので、アルトネリコプレイヤーには違和感を抱かせない構成になっていたと思います)。
    上巻であれだけティリアに厳しく当たっていたシュレリア様が、妹を助けるためにとった行動には素直に胸を打たれました。 オリカのオルゴールの伏線(というか設定)も上手に活かせていたと思います。ティリア死亡のシーンに関しては本当に突然すぎて驚きましたが、演出としてはよかったと感じました。
    読み終わって、このシリーズは本当に設定とか世界観が深いと改めて感じさせられました。出来ることなら、塔を降りて地上で生活する人々という設定を使って4、5とシリーズを続けてもらいたいですが……まあ難しいのでしょう。笑
    何にしても、ここまでアルトネリコシリーズを追い掛けてきて、良かったと思えるような大団円になっていると思います。アルトネリコファンの人は是非小説版もっ!

    ……追記。下巻でやっと出てきたシンシアや空猫、そしてスピカ様を見ることが出来て個人的に大変眼福でございました。

  • シリーズ総出で迎える最後(?)の結末。

    「ティリアの延命はなるか」で引っ張っておいて死んだのは何事かと思いました。
    最終的に詩で復活になったのはまあアルトネリコらしさか。

    今回はロケーションもソル・シエールとメタファリカがメイン。
    必然的に1、2のキャラが目立ちます。

    個人的にはティリアとアオトの絡みをもうちょっとなぁ……と思わないでもなかった。
    ライナー、クロアよりちょっと雰囲気的に特別っぽい程度で済まされてるような感じでちょっと不満。
    まあそれを言ったらサキもアオトとの絡みがほぼ皆無でアレなんですが。
    ルート問題をぼかすためには仕方ないとはいえ……ライナーは公然とラブコメできてええのう

  • みんながティリア、そしてソルクラスタの為に必死になって動く様子がしっかりと伝わってきて下巻も涙流しっぱなしでした。とにかく、ティリアが復活してくれてよかった…!また、メタファリカ大陸の様子まで知る事ができるとは思っていなかったので個人的にとてもうれしいです。たくさんの想いが詰まった大地なんだなぁ。と。

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