出口 汪の論理的に考える技術 (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797367638

感想・レビュー・書評

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  • 実践中。とても読みやすかった。会得したい。

  • 出口汪さんの、論理的に考える技術の決定版とでも言える本。グローバル化が進む今日において、他者意識を持ち論理的に考え発言することがますます求められるようになった。しかし、“論理”と聞くと私達は、どうしても敬遠してしまいがち。論理って硬派で難解だというイメージを持つ人も少なくないのでは❓だか、実は私達は、幼少の頃から論理を無意識のうちに使っていたのだ。たとえば、何か欲しいものを目の前にした子供が、母親にただをこねる際に、「×××ちゃんも持ってるんだもん」だとか、「○○○先生がオススメって言ってたもん」というように、稚拙ではあるがしっかりと論理を使っているのだ。このようなことが対話形式で、丁寧に解説されているので無理なく読めて論理力が身につくのだ。もちろん、自分で努力することも必要だが、努力の仕方まで言及してある。だから、本当に論理力を身につけたいと思ってるが、難しそうで自分には身につかないのではと思っている人は是非参考にしてもらいたい。

  • 人前で話す時、必要なものは「他者意識」なんだ。

    ハッとしました。
    そうか、足りないや。
    ただ話してるだけじゃだめだし、独りよがりじゃ伝わらない。
    これにきづけただけでも、バイブルにしたいと思う本。

    社説とコラム、時間ある時読むようにしようと思った。

  • 対話形式でわかりやすく書かれていました。
    けれど、役に立つかと言われるとイマイチ…

  • 【475】

    一気読み。明日から即、使えるネタ満載だったので、まとめ。

    人間に求められるもの→コンピュータにできないこと!!考えること!!
    有機的に複数の事柄から創造するのに、考えること、論理力が必要。

    論理力→人に理解してもらおうという意識が大前提。コミュニケーション能力にも通じる。身に付くと忘れない。意識をすれば一ヶ月くらいで身に付く。

    論理力がある→文章を読むスピードが早くなる。先を読む力が身に付くため。

    仕事ができる人→相手の立場からものを考えられる人。

    記憶するには→
    ①見たことある
    ②理解
    ③反復、定着
    ④使いこなす
    一年間記憶を維持するのに、四五回の反復が必要。

  • 相手を引き付ける話し方や興味を持続させやすい文の書き方などについて、参考にはなる。対話形式で文字の密度は高くなく、長さも読み終わるのに半日かからない程度。最終章は「思考の整理学」の終盤と内容も流れも殆ど同じ線をなぞっている。

  • 本書は先生と生徒?の対話形式によって論理的な思考を養うように構成されている。分かりやすいが、当たり前のことが書いてあるといった印象を抱いてしまった。少なくとも僕の中ではこの本を読んで新しい発見に感動することはなく残念に思った。

  • 論理的な考え方を身につけたい人の入門書におすすめ!

  • まぁ、仕事を進めるうえでのヒントは随所にあったので読んでよかったかなって思う。

  •  ラフな話し言葉、かなり大きな文字、かわいいイラスト入り、といった要素からわかるとおり、あんまり本を読まない人向け、さらに社会人2年目で問題意識が芽生え始め「わたしも本とか新聞を読んだ方がいいのかなぁ」といった人向けであった。ぼくの本の選び方がまずかった。
     内容は「~~~ということで、論理的に考えるのは大切なんだよ!!」「なるほどー、ではそのためにはどうしたらいいんでしょうか?」「・・・新聞読め」みたいな感じで、バランスが悪い。わりと幅広い層をかなり遠い場所にもっていこうとして、かつ一冊の文字量を少なく抑えなければならないので、結局とらえどころのない本ができあがってしまった。
     「なんか知らないけど、論理的に考えることは大事だと思った」として明日からがんばれる人にとっては、非常に口当たりのいい内容になっている。
     出口さんの現代文講義のエッセンスがざっとわかればいいかな、と思って本書を手に取ったが、ちょっと的外れだった。これは自分が悪い。きちんと実況中継シリーズなどを手に取ってみようと思う。

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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