- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797367652
作品紹介・あらすじ
それは、ある嵐の日に始まった。出張から帰ってくるはずの父さんと母さんが過去のどこかに閉じこめられている…?謎の男にジェイクが連れていかれたのは、タイムトラベルの秘密組織だった。好奇心旺盛な美少女トパーズ、ナルシストなネイサン、博士キャラのチャーリー。個性ゆたかな仲間とともに時空をこえた秘密の任務がスタートする。イギリス発の大ヒット冒険物語。
感想・レビュー・書評
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タイトル通り、歴史を守る組織で活躍する少年少女を描いたタイムトラベルファンタジー。
主人公のジェイクは学校帰りに謎の男たちに不思議な施設に連れていかれます。
そこで明らかになったのは、ジェイクの両親が過去の歴史の中で捉えられ、戻れなくなっているということ。
両親を救うため、ジェイクは新しい世界に足を踏み入れていきます。
ジェイクとともに旅をすることになる、トパーズ、ネイサン、チャーリーなどのキャラクターが魅力的です。
それぞれ個性が強いのですが、ヒストリーキーパーズであることを誇りに思い、使命を全うしようという強さは同じです。
最初は守ってもらうことしかできなかったジェイクが冒険者として目覚めていく姿に、どんどんストーリーにのめりこんでいきました。
上巻は謎が散りばめられ、今後の展開が楽しみになります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.8.30
購入本 -
表紙絵に惹かれたのがきっかけ。
タイムトラベル冒険もの。
さまざまな時代の子供たちが一緒に行動するなんて、楽しいに決まってる!
洋書、しかも児童書の翻訳にしてはやけに文章やら展開がテンポよくて読みやすいから、著者がドラマの脚本家でした。どうりで話のテンポやキャラの立ち方が良いと思った…。
主人公の言動だけじゃなくて、「一方そのころ」みたいな場面転換があるから飽きないし面白い。
個人的には博士キャラのチャーリーが好き。 -
続きが気になる
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14歳の少年ジェイク・ジョーンズは謎の男にさらわれた。連れていかれた場所は、タイムトラベルの組織ヒストリーキーパーズ。出張からまだ戻って来ない両親も実はメンバーで、任務中に歴史の中で行方不明になったと。ジェイクもタイムトラベルする才能があるという。
両親を探すためジェイクは過去へと。
タイムマシーンに乗ってではなく、ある物質を飲んで、タイムトラベルをする。なぜそれを飲むとできるのか、説明されてるが納得はいかないんですが、そのあたりは深く考えずによめばいいね。 -
タイムトラベル物。
物語は主人公のジェイクの両親が失踪したらしいというところから始まる。
両親はヒストリーキーパーズという組織に所属していたらしい。
ジェイクは同世代の仲間三人と共に両親をさがすタイムトラベルをすることになる。
この上巻はまだ、話の序章という感じ。本格的な冒険は、下巻へ続くと思われる。