- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797393620
作品紹介・あらすじ
●「自信がない」「続かない」「行動力がない」…
人生の悩みは、脳科学で解決できる!
「自信がないからできない」「やってみても続かない」「行動力がない」など、
様々な悩みを持つ方も多いと思いますが、実は「行動」を変えようとしてもすぐに戻ってしまいます。
●リバウンドをなくし、なりたい自分になるカギは、「脳と仕組み」と「記憶」です。
本書は、脳科学・心理学・臨床心理学などの点から、「記憶」「脳」を管理して、
思い通りの自分になる方法を紹介します。
感想・レビュー・書評
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『感想』
〇「脳」に関する本ではあるが、難しい言葉で説明してあるものではない。自分を変えるという視点に立ったとき、どうすればよいのかが簡潔にまとめてあり、わかりやすい。
〇直観的にばかり物事を考えず、客観的に物事を見ればよい答えが出る。それができないから苦労するのだが。
〇一番脳にしみたのは、脳はただ想像しているだけの非現実のことと、現実にあったことの記憶の区別がつかないということ。確かにそうだ。だったら、自分に都合の良い想像でモチベーションを上げていけば、失敗の想像といったマイナスのイメージを上書きすることができ、前へ一歩踏み出す行動を起こせるな。
〇マイナスの記憶をプラスの記憶に書き換えること、それが行動につながり、自分を変えることになる。
〇頑張ることを特別なことではなく当たり前のことにする。そうすれば力を湧き出すためのエネルギーもいらないし、行動することを怖がらずに済む。
『フレーズ』
・人間は本能的に「できない」理由を探すため、過去の失敗体験の記憶を検索・参照しがちです。(p.39)
・頑張ろうとは思わないけれども、当たり前にやるべきことだから行動する。実は目標達成しやすい人は、こういう心構えの人です。(p.89)
・何か長期的に続けようという場合には、テンションを上げないのが鉄則です。テンションは英語で言うと「緊張」。頑張っている状態です。上げたテンションはいつか下がります。テンションが上がっていないと行動できないとなると、またテンションを上げることが必要になります。こうなるとテンションが上がったり下がったりと、そのためにエネルギーの無駄遣いにつながり、心身ともに消耗するだけです。(p.95)
・スランプが起きるのには、いくつかの理由があります。その一つは、自分ができるようになるよりも早く、自分の見る目が肥えることから起きるギャップです。(略)したがって、それは決して自分が退化しているのではなく、(略)スキルが上がってきた証拠でもあります。(p.98)
・行動を具体化させ、行動できるレベルにまで落とし込めば、「意外に簡単にできそう」と思えます。(p.119)
・脳は想像したことと、現実の記憶との区別がつかないと言われています。(p.217)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リフレーミング→過去の記憶を自分の都合のいいように書き換える技術。
環境は大切。周りにモチベーションを貰いながら成長出来る。しかし、コツコツと努力することが何よりも大切である。
こちこちマインドセットからしなやかマインドセットへ。
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過去の記憶を変えるのは難しそうだが、未来の記憶を創造するのは楽しそうだ。どんな自分になろうかな。ありえない目標と小さな目標を立てるというのが現実的であり、可能性が感じられてワクワクする。
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検索用
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私たちの行動は私たちがその場その場で判断しているわけではなく、過去の記憶、経験から成功、失敗を考慮した上で無意識に選択している、
ならばその過去の記憶を良い方向に上塗りすれば良い方向での行動につながる、といったことが書いてあります。
これ小さい頃わたしよくやっていたなぁと思い出しました。
怒りを覚えることや我慢できないことがあった時に「でもあれは相手もこういう理由だったからダメだったんだ」と良い面を想像して捏造して?思い出しても辛くないようにしていたなぁ。
そんな目新しい印象は受けませんでしたが、以下の言葉は納得感がありましたし、ぜひ取り入れようと思います。
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「すぐできるサイズにまで行動を割る」
行動力がある人は意識的にか無意識的にかはさておき、やるべき内容を行動できるぐらいに細分化したり、最初の一歩の行動に焦点を絞っています。そうして行動しやすくしているから、実際に行動する。ただそれだけなのです。
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