すべての仕事は10分で終わる マルチタスクでも仕事がたまらない究極の方法

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797395228

作品紹介・あらすじ

●LINE CChannneなど、スピードで会社を成長させる森川社長の速さの秘密

・「仕事が終わらない」「常に仕事が山積みになっている」ビジネスパーソンのための本とします。著者ベストセラーの『シンプルに考える』の実践編。

▼内容構成
序章 なぜ、仕事がたまるのか
第1章 超時短10分仕事術 -- その日の仕事はその日に終わらせるために
第2章 「待ち」の時間を激減させる 超コミュニケーション術
第3章 超非常識な仕事デトックス -- 今の仕事の8割は無駄である
第4章 あなたの1日を3倍にする 超時間管理術

感想・レビュー・書評

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  • 生産性を上げるという目的で、
    色んな工夫を考えていたところ目に止まった本。

    大きなタスクをどれだけ細分化して仕事を進められるか
    が大事でこれを具体化力と呼ぶとしたら、
    次はそれをどういった順番でやっていくのかと
    いった進め方の構成力、
    そしてそれをフィードバックして活かす改善力。

    これら3つの力を研ぎ澄ませることが大事なんだと思った。

    【勉強になったこと】
    ・仕事のスピードが遅い人のタイプ
     ①いい人過ぎて仕事を抱えすぎ
     ②1人で全部やろうとする
     ③自己満足に浸っている
     ④集中力が切れやすい
     ⑤今やるべきことが明確になっていない
     ⑥読みが甘い

    ・アイデア出しの会議では、
     事前にお題を連携しておき、
     考えてきてもらったうえで会議に臨むこと。

    ・先送りを防ぐには、仕事を作業プロセスで分解し、
     それぞれのプロセスにどれくらいの時間が
     かかりそうか試算してみること。
     これにより、先送りによる仕事のひっ迫度が
     イメージしやすくなり、先送りを防ぐことに繋がる。

    ・仕事のオーバーフローを無くすためには、
     とにかく自分が何に時間がかかっているかを知ること。

    ・部下が困っているときは仕事の優先順位づけを
     支援してあげること。また、オーバーしそうだったら、
     仕事を間引いてあげること。
     ここまでやって部下をフォローしていると言える。

    ・仕事はやる気のある人に任せる。

    ・プロジェクトリーダーの役割は、
    「計画」「アサイン」「リマインド」の3点

    ・何でも聞くのではなく、自分なりの考えを持って
     相手に聞くという姿勢が大切で、
     それが仕事をするという意味でもある。
     あれもこれも聞く人に仕事は振らないほうがよい。

    ・仮説の絞り込み手順
     ①とにかく選択肢を出す
     ②選択肢をマッピングする
     ③可能性の高いものから試してみる

    ・未来予測に意識しておきたい2つの視点
     ①時代の先端をく流れに敏感になり、
      そこにある程度身を任せること。
     ②自分たちの変化のスピードを速くすること。

  • 振り返りが大事!

  • とてもわかりやすく解説された自己啓発本だ。

  • 参考になることもたくさんあったけど、私がやりたくないマルチタスクを推奨されていた。
    シングルタスクで今ここに集中して仕事はしていきたい。

    ◯仕事は10分
    ・タスクを分けると仕事が振りやすくなる
    ・仕事は週が始める前に振る
    ◯ToDoリストのカテゴリ分け
    ◯完璧な仕事を求めない
     人に完璧を求めない
    ◯できない仕事はどんどん断る
    ◯答えがないことで悩まない
    ・感情ベースの議論は無視
    ・きちんと定義づけしないと議論、決定はできない

    ①「時間泥棒」をリストアップする
    ②時間泥棒に邪魔されないルールを考える
    ③そのルールが当たり前になる(習慣化する)まで継続する

  • 最近、集中できる時間の短さと、集中した後の疲れを感じていたので、ここまで徹底して取り組むのはちょっとキツイかな。

    いいなと思ったのは、時間をかけないために、時間を使うということ。

  • タイトルはつまり、仕事を10分単位に分解しましょう、ということ。自分にはもう少し長い単位でもいいと思うけれど、この考え方は取り入れようと思う。やることリストの作り方にも反映したい。

  • いやー、これはキツいな。
    この人が上司だったら潰れるな、私は。

  • 仕事とはOutPutを出すこと。そのためのシンプルな仕事術。仕事をためないルールが参考になった。

  • 10分に区切って考える
    選択肢はマッピングでつぶす、試す

  • ・事業計画書はワーストケースが最も大事。そのケースでも倒れないようリスク管理を行う
    ・プレゼンのロジックを補完する数字は3つで十分
    ・ニュースは見出しだけチェックで十分。中身を見るときは目的を持つこと
    ・ジョブ(頭を使う)、タスク(頭を使わない)に分ける。大きな仕事も10分のToDoに分けることでスピードに乗って仕事ができる
    ・仕事を大きな塊でなく、細かくタスクに分割(フェーズかカテゴリ)しておくことで、人にも振りやすくなる
    ・自分の処理速度(どんなタスクにどれくらい時間がかかるか)を知っておくこと→時間の見積もりの精度が上がる
    ・プロマネの仕事は、計画立案・アサイン・リマインド

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著者プロフィール

近畿大学経営学部教養・基礎教育部門准教授
1969 年4 月24 日,岐阜県岐阜市生まれ.
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程を経てTheoretical Physics Research Unit, Birkbeck College, University of LondonでBohm-Hiley理論を学ぶ.神奈川大学理学部非常勤講師,山形大学大学院理工学研究科准教授などを経て現職.
物理学の哲学・思想・歴史(その思想史),特に量子力学の解釈,なかでもボーム理論(Bohm-Hiley理論)の専門家である.

「2023年 『社会科学系のための鷹揚数学入門―微分積分篇―[改訂版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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