調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797398649

感想・レビュー・書評

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  • 教養を身に着けるための具体的なハウツーが書かれていて、行動に移しやすいかも。
    最近は新聞・テレビを見ることが減って、社会情勢に疎くなりがちなので、NHK NEWS WEB を見ることは意識的に続けようかな。

  • こんなに簡明なビジネス書を書くこともあるんだ!とびっくり。
    挙げられていた課題図書、読みます…。新聞か…
    ジャパンナレッジが出てきてうれしかった。
    SNS(LINE含む)は時間の浪費、とのこと。まあね。
    猫好きということがわかりホッコリした。コーヒーカップとかスリッパも動物柄らしい。カワイイ

  • 【知的生産力を上げて、人生をより良く充実させるのが目的】
    知的生産とは…「オフィスの中で知的青果物を生み出す効率のこと」
    そのために…
    ①中高教科書レベルの基礎学力をつける。
    ②自分の仕事に関する知識をアップデートする。
    自分は中高レベルの基礎学力がないので、お勧めされてた日本史A・ 世界史A・政治経済の勉強をしようと思いました。
    数学IAは…後々余裕があったら…
    自分というOSを最新のものにしておくために、気持ちを新たに勉強しようと思いました。

  •  この本ではやはり素人でもできることしか書かれていないようなので。物足りない方は、『僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』(池上彰氏との共著)
    と、『国家の罠』を併読されることをお勧めします。

    本書では
    ☆タイムマネジメント(兼ジャーナリング)
    〇ノートと●二年手帳を併用する。
    前者は記録、後者は予定用。サイズ等の記述なし。
    〇ノートは一か月に一二冊使用する。
    最初に一か月見開き2ページ×四か月ぶんくらいの日記スペースを作っておく。
    右側に締め切り、左側にアポを書き、ダブらないようにする。
    このノートになんでも書く(手書きの効用・『国家の罠』参照)
    たぶんインクの色とかにも気を使っておられるのだろうと拝察する。

    佐藤;私も速記用のシャーペンを使っていますが、芯の太さは1.3 mm こさは2 Bです
    『僕らが毎日やっている最強の読み方』

    感想;
     A5の手帳を使えば、この二つを一冊にまとめることもできるのかもしれない。だけど、二年分のカレンダーリフィルを入手する方法がない。

     バイブルサイズの手帳に、二年手帳のカレンダーのページに穴をあけてはさむ方法もある。バイブルサイズだと書き込む容量が少なくなる。でも持ち運びには便利。

    ☆自分の周りに「静寂」を保つ方法
     ホテルのラウンジ
     グリーン車の移動

    ☆お金のこと
    債券

    底堅い企業の株を買って長期保有

    投資信託はお勧めできない。
    投資先として金を重視しておられたのが印象的でした。

     自分は最近年のせいか読んだ本の内容が頭に入らなくて困っております。なにか違う本の読み方を模索すべきかと。たとえば紙の本を買ってきて、断裁してばらばらにして、色鉛筆で色をつけまくるとか(笑)。

     高校までの教科教育の内容は数学物理以外はそこそこ頭に入っていると自分では思っているんですが(汗)。佐藤氏は国語科、英語科の再勉強には触れられないですが。今後重要ではないと思っておられるのか、それともできて当たり前と思っておられるのか?

  • 佐藤優の知的生活のためのライフハックが紹介されている。
    ただし、個々の内容は佐藤氏の実体験が具体的に紹介されているわけではないので、抽象的で一般的なもの。

    62
    本を読んでも自分の知識にならない理由
    読んだ知識が血肉となり、活かせるようになるまでは少なくとも数ヶ月はかかる。私の経験でも本を通じて新たに仕入れた知識が本当に身につくまでには3ヶ月から6ヶ月かかる。
    一定の時間がかかることを前提にしているからこそ、ノートをとりながら読書をしているのだ。

    67
    仕事に関するインプットだけ行う。
    仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることは無益なインプット。
    どんなインプットにおいても、仕事に直結するかどうかという視点を常に持つこと。

    英語以外の言語を趣味的に身につけようとするのは時間とお金の浪費。

    語学は趣味として楽しむには労力がかかりすぎるため有益なインプットに向ける時間やお金まで削ってしまう。

    91
    SNSとメッセージツールは知的かつ充実した人生を送りたいなら、すぐにでも止めた方が良い
    使うと生涯所得が下がり、出世ができない。
    SNSとメッセージツールは中毒性がある。

    92
    Teamsや Line などのメッセージツール

    仕事中に次々と重要度の低いやりとりをする機会が増えてしまい、自分の貴重な時間を分断され一瞬の無駄を積み重ねてしまっている。

    122
    自分がこなせる仕事量を把握し、自分の能率を踏まえたうえで仕事の計画を立てる
    自分のキャパシティ以上の仕事をこなそうと頑張りすぎたり、そもそも無理だった計画を遂行できないことで自分はダメなんだと落ち込んだりして、心身を壊してしまう恐れがある。

    自分に適性のないものはスキルが身につかない。

    173
    霞ヶ関(職場)は知能犯の伏魔殿みたいな場所だ。
    たとえ信用できると思った相手でも、頭のどこかで疑い、常に最悪の状況を想定しておかなければ、到底生き残ってはいけない。

    ビジネスでは信頼と信用が大事。

    168
    人間の本質は年月が経っても変わらない。
    意地悪だった人は今も意地悪だろうし、ずるかった人は今もずるいだろ。特に、お金、性、お酒にルーズな人、いつも人の悪口を言ってる人は注意したところで治らない。例え気が合うところがあると感じても、これらのタイプの人とは付き合わない方がいい。

  • アウトプットしていて、自分の考えをもう一段深めたくて、手に取りました。特に以下が印象に残っています。
    ・自分の頭で考えるとは、対象を理解し自分の評価を加える能力のこと。この能力を鍛えるには、読書ノートをつける。「わかった」「わからない」の判断と、「賛成」「反対」「ここがおかしい」の意見を書き記す。

    著者はインプットとアウトプットの秀才だと尊敬していますし、能力を鍛える方法に納得感を持てたので、これからブクログで実践していきたいと思います。学びに貪欲な小学生から大人までお勧めの本です。

  • 【要約】
    ・インプットとアウトプットの両輪を揃える
    →教養力を養う
    ・トライアンドエラーで調べる力、書く力を高める→中〜高校の教科書レベルの基礎学力をつけることと、自分の仕事に関する知識のアップデートをすること
    [AIが担う「分析力」と人間が担う「総合力」]
    AI:述語に主語の要素が含まれるだけ
    人間:AIに+して、価値判断が含まれる
    例:黒い犬をAIと人間が見た時
    AI:黒い犬=黒い 人間=黒い犬=優しい
    ・「知性の土台」になるインプットとは
    →新聞を読むこと ネットならNHK NEWSWEB
    ・本は一冊読む毎にノートを取るのが重要だ。
    →早くたくさん読むだけ❌
    →1冊についてしっかり読書ノートとる⭕️
    [お金の使い方]
    ・娯楽費は可処分所得の20〜25%が目安
    ※高くないか❓
    ・ホテルラウンジのコーヒー飲み放題1500円は利用価値あり。
    ・インプットに使う目安は可処分所得の5〜10%が目安※娯楽費と逆なのでは❓
    ・国債ほど安全な金融資産はない。
    ・パートナーがおらず、ずっとシングルだったら、お金が1番のパートナーとなる


  • さまざまな雑誌のコラムでもお見かけしたことがあるので買ってみました。

    やはり大人になってもあらゆる分野にアンテナを張り、学び続けるのが重要だと再認識できました。
    本を読んでから自身の勉強が不足していると感じ、改めて小学校からの学習を再度し始めました。

  • 例えば高校教科書で基礎学力を付け直したり、一冊のノートに全て書くだったり、今までも著者が書いてきた本にあるようなことが多いが、今まで以上に語学の優先順位が著しく下がったりしている。知的生産のインフラとしてのお金の管理などにも触れている。AIに関しての見通しで納得しかねるのが、AIの学習による成長の可能性を見落としているように見えること。

  • NHK NEWS WEB。
    講談社ブルーバックス「新しい高校物理の教科書、新しい高校化学の教科書、生物、地学」、「試験に出る哲学」、「もう一度読む山川倫理」
    「新聞ダイジェスト」で1か月のニュースを知る。
    ジャパンナレッジ。
    スタディサプリ。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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