2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797399950

感想・レビュー・書評

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  • 世界の現状や状況を知ったうえでSDGsを理解することの大切さを書いていた、
    そこから欧米にはない日本らしい付加価値をつけることの重要性を訴えていた。

  • 日本の進むべき道はどこか?
    EU、アメリカ、中国が戦略的に動いているなか、日本には明確な戦略はないのか?このままで生き残れるのか?
    と、いろいろ考えながら読みました。
    海外の人達が日本で感動するもの…そこに日本独自の道があるんじゃないかなと思いました。

    たくそんの地図やデータが理解を助けてくれました。おそらく専門的には難解な話が易しく書かれていて、いろいろな分野にアンテナをのばすことが出来ました。
    私が特に良かったと思うのは、各章末の落合さんと専門家の対談、第4章「SDGsとヨーロッパの時代」、「おわりに」です。「おわりに」で述べられている、デジタル発酵という概念は興味深いと感じました。

  • 落合陽一版『FACTFULLNESS(ファクトフルネス)』と言われている本書。
    ファクトフルネスも読んだし、
    本書の主題であろうSDGsにも興味ないし…
    と思ってたけど、落合さん自身も、
    元々はSDGsには興味持てていなかったことを知り、
    その経緯から、1冊の本を書き上げるところまでいった
    事実に、興味を持ち購入した1冊。

    ファクトフルネスより身近で、
    そう遠くない未来への希望と、やる気をもらえる1冊。
    是非身近な人にも読んでもらって、共通認識を持ちたいと思える1冊。

  • よくあるSDGs17コを箇条書き的に説明している本ではなく、
    なぜこういう発想が生まれてきたのか?どこから生まれてきたのか?歴史を踏まえながら系統立てて解説されていて、概念を掴むにはめちゃくちゃわかりやすかった。

    アメリカ、中国、ヨーロッパ、その他の思惑が交錯する中、日本はどのようにSDGsを取り入れてて向き合っていかなければいけないのか。
    そもそも、自分ごととしてどのように落とし込めばいいのかのヒントが散りばめられていた。

    この本を読んで軸を掴んでからSDGsの勉強をすれば、もっと主体的に関わっていけそうな気がした。

    SDGsと直接的に関係はないが、落合さんが最後に言われていた内容にハッとさせられた。
    デカルトとベイトソンを両立させるように、どんなことでも二項対立にならないように行ったり来たり頭を柔軟にしていくことが大切なのだろう。

  • 落合陽一さん、久しぶりの著作(といっても前著から一年以内だが)はSDGsから世界の変容と日本のありかたを読み解いた一冊。
    日本とSDGsの関係、そもそもの成り立ち(ヨーロッパ的論理が出自である点)、中国や新興地域の経済など様々な論点が投げかけられる。
    本文中にもあるように多様な視点を持つことは重要で、異なる価値観との間に分断を置くのではなく対話から理解しあうことが2030年の社会をよりよいものにするのではなかろうか。
    そういった対話の架け橋となる、まさに地図帳のような一冊。

  • 読みやすい本
    地価は果たして下落するんか??

  • 図表は非常にわかりやすかった。

  • わかりにくいし、だから何?という話が多かった。

  • 冒頭の「地図」を眺めるだけで得られるものが多く、まさにタイトルの通り。あと2050年までの年表も、世の中にどんな技術があるのかをざっくり想像できてとても良かった。各論は主要なテーマを拾ってそれぞれ説明しつつ、最後にSDGsの構造そのものに対する視座(ヨーロッパ的なモデルであるということ)が示されるのがよい。
    息の長い本なので手元に置いて、他の本を読むときの土台と補助として何度も読むのがいいと思う。

  • こういう未来を予測する内容の本を発行から数年経ってからもう一度読んで答え合わせするのも楽しい。

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著者プロフィール

メディアアーティスト。1987年生まれ。JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。
筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授、京都市立芸術大学客員教授、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学特任教授、金沢美術工芸大学客員教授。
2020年度、2021年度文化庁文化交流使、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーなどを務める。
2017~2019年まで筑波大学学長補佐、2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員,デジタル改革関連法案WG構成員などを歴任。

「2023年 『xDiversityという可能性の挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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