島田事件―死刑執行の恐怖に怯える三四年八カ月の闘い (新風舎文庫 い 132)
- 新風舎 (2005年4月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797496543
感想・レビュー・書評
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実際にあった冤罪事件。
事件と捜査の経緯や、冤罪を招いた司法の仕組みについても、わかりやすく説明されています。
無辜の人間が死刑の恐怖におびえながら三十数年間も過ごさなければならなかったなんて。
そのうえ、本当の犯人を逮捕することも、事件の真相を明らかにすることも出来なくなってしまうなんて。
筆者の言うとおり、裁判員制度を導入すれば問題が解決するのかと言われると疑問だけれど、冤罪を生む温床がこれだけはっきり分かっているなら、なくさなければならないと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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