島田事件―死刑執行の恐怖に怯える三四年八カ月の闘い (新風舎文庫 い 132)

著者 :
  • 新風舎
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797496543

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実際にあった冤罪事件。
    事件と捜査の経緯や、冤罪を招いた司法の仕組みについても、わかりやすく説明されています。

    無辜の人間が死刑の恐怖におびえながら三十数年間も過ごさなければならなかったなんて。
    そのうえ、本当の犯人を逮捕することも、事件の真相を明らかにすることも出来なくなってしまうなんて。

    筆者の言うとおり、裁判員制度を導入すれば問題が解決するのかと言われると疑問だけれど、冤罪を生む温床がこれだけはっきり分かっているなら、なくさなければならないと思いました。

全1件中 1 - 1件を表示

伊佐千尋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×