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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797672749
感想・レビュー・書評
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最近書かれてる本は結局何が言いたいかわからんのよな
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舞台装置のリオと舞台衣装のタケル。
ふたりはリオタケとしてひとくくりにされることが多かった、優れたデザイナー。そして、ゲイ。
ゲイについての話。少し退屈。 -
ホモセクシャルとかバイセクシュアルの話。といっても、リオもタケルもアメリカで、仕事にも成功し、周囲の環境にも恵まれ、経済的にも裕福で、性的異端以外はなんの問題もない。その業界自体もゲイは珍しくないという、有る意味特殊な環境。そんな恵まれた二人だから、性的問題もそこまで深刻さを感じさせないし、それ(性的異端)だけの問題か、という感じ。私は、性的な問題は、性の違いではなく、その人の人間性の問題で、性差は関係ないと思ってるから、何を今更という感じで読んだ。語り手の女性の、自分はどうかなんて問題も、心に迫って来ない。性の問題よりも、二人がどんなに素晴らしい人間かを、延々と聞かされる感じ。あの人たちって、ちょっと変わってるけど、人間としては素晴らしい人たちで、いい人生を送ってるよね、って。
性的問題を考える、本当に問題を掘り下げたいなら、もっと広い範囲のゲイたちを取材して、いろんな立場の人間を取り上げる方が意義があると思う。ゲイの教師とか。ツッコミ不足感を否めない。