リオとタケル

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 111
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797672749

感想・レビュー・書評

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  • 最近書かれてる本は結局何が言いたいかわからんのよな

  • 舞台装置のリオと舞台衣装のタケル。
    ふたりはリオタケとしてひとくくりにされることが多かった、優れたデザイナー。そして、ゲイ。
    ゲイについての話。少し退屈。

  • ホモセクシャルとかバイセクシュアルの話。といっても、リオもタケルもアメリカで、仕事にも成功し、周囲の環境にも恵まれ、経済的にも裕福で、性的異端以外はなんの問題もない。その業界自体もゲイは珍しくないという、有る意味特殊な環境。そんな恵まれた二人だから、性的問題もそこまで深刻さを感じさせないし、それ(性的異端)だけの問題か、という感じ。私は、性的な問題は、性の違いではなく、その人の人間性の問題で、性差は関係ないと思ってるから、何を今更という感じで読んだ。語り手の女性の、自分はどうかなんて問題も、心に迫って来ない。性の問題よりも、二人がどんなに素晴らしい人間かを、延々と聞かされる感じ。あの人たちって、ちょっと変わってるけど、人間としては素晴らしい人たちで、いい人生を送ってるよね、って。
    性的問題を考える、本当に問題を掘り下げたいなら、もっと広い範囲のゲイたちを取材して、いろんな立場の人間を取り上げる方が意義があると思う。ゲイの教師とか。ツッコミ不足感を否めない。

著者プロフィール

ノンフィクション作家。1979年、京都府に生まれ、三重県で育つ。高校を卒業後、渡米。カリフォルニア大学アーバイン校舞台芸術学部を卒業する。アメリカと日本で三年間の社会人生活を送ったのち、取材旅行へ。訪れた国は六十五に及ぶ。2009年、『インパラの朝』(集英社)で第七回開高健ノンフィクション賞を受賞

「2011年 『Beフラット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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