図解入門最新天気図の読み方がよ~くわかる本[第2版] (How-nual図解入門Visual Guide Book)

著者 :
  • 秀和システム
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798040981

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00528093

  •  気象予報で使われる様々な天気図について、その意味と読み方を丁寧に説明している。また、最近よく発令される異常天候早期警戒情報、特別警報、竜巻注意情報、高温に関する情報についてもその意味と基準も解説している。
     天気予報という観点では長期予報の手法がどのようなものであるのかが、なぜ外れるのかが割りと細かく説明されていた。外れる理由は簡単で、時間経過と共に誤差が大きくなるというものである。それに対して現在使われている手法はアンサンブル予報と言うものである。これは、観測値にあらかじめ誤差をもたせた複数の初期値から導き出された予測値の平均をとり、この予測値をもとに予報をするというものである。なんとなく誤魔化された感のある手法だが、現在の長期予報で使われてることから効果のあるやり方なのだろう。
     ある程度の気象に関する知識は必要であるが、平易な言葉で解説されているのでなんとかついていくことができた。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

岩槻秀明
気象予報士。千葉県希少生物及び外来生物リスト作成検討会種子植物分科会委員。千葉県立関宿城博物館調査協力員。日本気象予報士会 生物季節ネットワーク代表。自然科学系ライターとして、身近な自然について幅広く執筆活動を行う。写真も自ら撮影している。また自然体験学習などの講師を務めるほか、テレビなどのメディア出演も積極的に行っている。愛称は「わぴちゃん」。

「2023年 『この花なに? がひと目でわかる! 新 散歩の花図鑑 APG分類体系Ⅳに準拠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩槻秀明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×