図解入門最新天気図の読み方がよ~くわかる本[第2版] (How-nual図解入門Visual Guide Book)
- 秀和システム (2014年3月28日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798040981
感想・レビュー・書評
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気象予報で使われる様々な天気図について、その意味と読み方を丁寧に説明している。また、最近よく発令される異常天候早期警戒情報、特別警報、竜巻注意情報、高温に関する情報についてもその意味と基準も解説している。
天気予報という観点では長期予報の手法がどのようなものであるのかが、なぜ外れるのかが割りと細かく説明されていた。外れる理由は簡単で、時間経過と共に誤差が大きくなるというものである。それに対して現在使われている手法はアンサンブル予報と言うものである。これは、観測値にあらかじめ誤差をもたせた複数の初期値から導き出された予測値の平均をとり、この予測値をもとに予報をするというものである。なんとなく誤魔化された感のある手法だが、現在の長期予報で使われてることから効果のあるやり方なのだろう。
ある程度の気象に関する知識は必要であるが、平易な言葉で解説されているのでなんとかついていくことができた。
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