暮らしに必要なものは、自分で決めていい。

著者 :
  • 秀和システム
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本棚登録 : 279
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798055183

作品紹介・あらすじ

著者が、企画から編集を手がける暮らしの情報誌『暮らしのおへそ』『大人になったら着たい服』(ともに主婦と生活社)は、独自の切り口と温かみのあるインタビューで多くのファンを獲得。全国を飛び回り、著名人から一般人まで、これまでに数多くの女性の取材を行っています。本書は、その著者の「衣食住」をありのままに公開、著者が使って本当によかった「暮らしの必需品」を紹介します。本来、性格は大雑把で面倒くさがりの著者ですが、その背伸びしない等身大のライフスタイルが多くの読者の支持を得ています。見た目や便利さだけではない、自分らしい居場所を、写真とエッセイで構成しています。

感想・レビュー・書評

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  • 一田さんにぴったりと寄り添う愛用品の紹介。

    気になったものをメモ。

    ジョゼのレースアップシューズとニューバランスのインソール

    グロウンアルケミストのハンドクリーム
    新宿のルミネエストにある

    天の製茶園 天の紅茶
    マリアージュフレールのカサブランカ
    ウーフのアンバー
    お茶の沼は深い。
    私のマリアージュフレールの推しはアールグレイフレンチブルー

    松田医薬品の入浴剤

  • 断捨離、ミニマル・ミニマリスト等、世の中はモノを減らす、必要以上にモノを持たないのがブームです。
    私もモノを減らそうと思っているのですが、物欲を抑えられず、あまりモノは減っていません。
    今すぐに必要ではないモノも、いつか使うかもしれないと思うとなかなか捨てられなかったり、まだ使えるモノを捨てるという行為に罪悪感があったりします。

    本著は片付けの本ではありません。
    ですが、愛着のあるモノを大事にしたり必要なモノがどれか分かることで、自然に不要なモノを買わなくなっていくような気がします。

    本著には著者の一田憲子さんの暮らし(衣・食・住)に必要なものが紹介されています。

    本棚もそうですが本人が愛用しているモノにも、その人自身が表れていて、私はそういうモノを見るのがとても好きなのです。

    「衣」についての一田さんの「自分の体を知って背伸びせず似合うものを」という考え方にとても共感しました。 好きなモノと似合うモノは違うのだということ。
    量より質にこだわること。

    「食」については、お気に入りの調理道具や食器はテンションが上がって、それだけで料理が美味しく食べられる気がします。

    本著に登場したもので唯一私が持っているモノは「住」の無印のファイルボックスだけでした。

    私と一田さんでは必要なモノは違ってよいのですが、こうしてモノに向き合って暮らしの中で大切にされている一田さんのモノたちは幸せだろうなと思いました。

    使ってみないとそれが良いのか悪いのか、自分に合うのか合わないのか分かりません。
    だからここまでくるには失敗も多くあったと思います。

    必要なモノだけに囲まれたスッキリした生活。
    私の理想です。

  • 欲しいものは妥協せず、潔く買う。というのが私たち姉妹の若い頃からの信条だった。似たようなデザインで安い物を買っても、結局しっくりこなくて使わない。買い直す事を考えたら、最初から好きなものを妥協せず買った方がいい。もちろん安くて良い品物もある。ちょっと買うのに勇気が要る金額の時に、お互いに励ましあって⁈買い物していたな。そんな妹との買い物の掟を思い出させてくれた本。

  • お気に入りのワンピースを1枚見つけようと思った。

  • 母の蔵書より
    背伸びしないで生きたいものです

  • 量より質。少数精鋭な思考です。
    なんでも人目を気にしてしまう、そう思うのが世の流れに感じるけれど、本当はそうじゃなくて、わたしが使いやすいか、わたしが重視しているポイントを押さえているか、モノの価値はわたしの感じ方次第。自分できめていい。本当はというかこれがあるべき姿なんだろうけど。当たり前が当たり前に感じられてないなか自分軸を持ってる人はかっこいい。

  • 雑誌的な。息抜きに。

  • 暮らしに必要なものは、他人目線じゃなく、自分で決めていい、そして、選ぶに至ったエピソードが書かれた本。そのエピソードがよかった!
    ・生活とおしゃれを同じ目線で考える。おしゃれを生活よりワンランクアップさせて捉えがち。「それ、本当に私の暮らしに必要?」
    ・若い頃は張り切って、手のかかる料理に挑戦してた。歳を重ねるごとに、どんどん面倒くさがりになり、手抜きの仕方が上達し、料理にかける時間は短くなってきました。作るのは、素材をそのまま生かしたようなごくシンプルなものに。焼いただけ、揚げただけ、あえただけでも十分おいしい!

  • この人が良いと言うものが、私にも良いとは限らない。

  • *この道具さえあれば…快適、便利!『暮らしのおへそ』編集ディレクターイチダさんが使って本当によかった衣食住大人の暮らしの必需品*

    あまたの生活達人さんたちを取材されてきた著者。
    その経験の中から、‘暮らしのモノを選ぶのは自分の物差しでいいんだな‘と達観されての1冊とお見受けしました。
    ですので、本書の正しい使い方は、ここに掲載されているモノについて評価することではなく、そのモノを所有するまでの過程や思考を読み解くことかと。飾らない一田さんのお人柄が滲み出ているのも魅力。

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著者プロフィール

1964年京都府生まれ、兵庫県育ち。編集者・ライター。
OLを経て編集プロダクションへ転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が幅広い層の人気を集めている。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『明るい方へ舵を切る練習』(小社)、『人生後半、上手にくだる』(小学館クリエイティブ)がある。


「2023年 『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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