デジタル音楽の行方: 音楽産業の死と再生、音楽はネットを越える

  • 翔泳社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798110035

作品紹介・あらすじ

本書はテクノロジーが可能にする「音楽の未来」と、それを受け入れることを拒む音楽業界のギャップを埋める施策を説くものである。著者たちは未来のビジネスモデルとして、音楽を水のように安く、手ごろで、いつでもどこでも享受できるような「水のような音楽」モデルを提示する。レコードやラジオといった過去のパラダイムシフトとの共通点や差異を加え、音楽企業の力によって産業が牛耳られるのではなく、もっと公平にみんながハッピーになれる方法があると説く。また、その結果、音楽産業の規模は今より2倍にも3倍にも拡大し、アーティストもリスナーも創造性が活性化されるのだ。本書はバークレー音楽院の公開講座を通じて開講された講座を本にまとめたものである。引き続きオンラインでのインタラクティブな活動が続けられている。

感想・レビュー・書評

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  • yomoyomoさん訳、津田さん解説、次世代音楽の道筋への必読書。

  • 書いた人が本当に音楽が好きなんだなあと思わせる表現が随所にあって、泣かせる。問題提起もしつつ、貫いてる姿勢がいい。
    想像してごらん。
    みんなが、好きな音楽を聞く事ができて、
    お金だってちゃんと巡る世界を。
    っていう肯定に満ちてる素敵な本だ。

  • 現状を分かりやすく書いた、現時点では最良の教科書。WEB2.0とWEB進化論を併読することをオススメします。

  • 少々話が先走りすぎたりする部分も感じられるが、内容はとてもエキサイティングで面白い。
    何よりも著者の今後の音楽に対する期待と不安がとてもよく伝わってきた。アツイ1冊

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