- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798110974
作品紹介・あらすじ
チームでプログラムをする時に統一していないとまずい!!これが現場プログラマの切実なる声…本書はC++の書き方のルール一式を提供している。著者たちがここで提示しているのは、頑健なC++コード、つまり理解しやすく、拡張、保守が容易なコードを作成するための標準と指針である。
感想・レビュー・書評
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よくまとめたと思う。もう少し例が豊富だと満★だったのだけど。
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C++でのコーディングスタイルについてまとめられている。
スタイルブックというだけあり、形から入っているので、初級者にもわかりやすいし、チームのコーディングルールにも取り込み易い。
形から入ってはいるが、その理由もしっかり述べられているので、その意図をきちんと理解することもできる。 -
C言語の子孫言語にはすべて当てはまるような示唆も多く、C++プログラマーでなくともC子孫言語プログラマーにも役に立つだろう。また、私のようなC++エクスパートにも、オッと目を引くような記述もあり、中級者以上のプログラマーには間違いなく有用。チームにコーディングルールがなくて、困っている方々はこれを参考になさるとよろしい。
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とてもよい。
Effective C++などとかぶるような内容もあるが、現場に必要なC++の書き方が述べられており、これをチームの基本として共有できれば酷いコードにはならないだろうと思う。コーディングルールを作る以外にも、コードレビューのときのチェックリストを作るのにも使えそう。
特にチームに新しい人が入ってきたとき、理由や仕組みはいいからルールとして頭に入れておくように、と伝えて読ませるのに良さそう(こういう方法をとるべきだとは言っていないが、やむを得ないときというのもあるだろう)。
おそらくC++03を前提として書いてあるので、C++11/14の環境ではベストの方法でなくなっているものも多いと思う。悲しいかな私の環境ではまったく問題ないが、幸いにしてC++11/14で仕事をしている人は別の本を標準とした方がよいだろう。 -
C++ Coding Standards や Effective C++ といった定番本と被る部分は多いが、これらの本が C++ の仕様から導かれる項目を主とする一方、それに留まらない「スタイル」の部分まで触れており多少記述範囲は広い。ただしスタイルの面でも本書独自の知見はそれほどないだろうと思われる。本書の利点としては安価で薄いため読みやすい、という点になるだろう。より深い本に進むための取っかかりのようなものとして使うのが良いかもしれない。
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C++のコーディング規約を考えたり、どうコードを書こうかちょっと迷った場合に参考になると思います。
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#まだよんでない