- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798125008
作品紹介・あらすじ
中途半端なイノベーションをやめ、社内、経営陣、投資家にはびこる「過去のしがらみ」から離脱し、メリハリのある資源配分を可能にする13のフレームワーク。
感想・レビュー・書評
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たまたまAmazonのカゴに入っており、他の製品購入した際、削除するのを忘れていて購入となった本。そもそもアントレプレナーシップ0パーの小生が何故、本書をカゴに入れたかも思い出せず、例えるなら深海魚の生息地くらいに未知の世界。そんな世界だから、字を追うだけで必死で息苦しかったです。
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ハイテク分野のコンサルティングを専門とするジェフリー・ムーア氏の著作。「エスケープ・ベロシティ」は過去のしがらみから抜け出すための「脱出速度」の意。「キャズム」や「ライフサイクル・イノベーション」等、過去の著作を読んだ人にはあまり目新しさはないかもしれないが、ムーア氏のハイテク・マーケティングの全体像を把握するのに好適だろう。
多数の造語を用いて13ものフレームワークを一冊に詰め込んでいるのはいかにもコンサルタントらしいが、より一般的な用語やフレームワークを用いて説明されていればもっと分かりやすかったと思うのは自分だけだろうか。 -
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エスケープベロシティ=脱出速度
という名前を付けているのがコンセプトとしてとても分かりやすい。ネーミングって大事。
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・如何に脱出すべき市場を小さく定義して、その中で差別化をするか
・速度を加速するための差別化要因が何であるべきか
・一度突破したときに、次にどのようなステージに行くのか
といったことを段階的に理解して行く必要がある。
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市場の成長性→企業の競争力→事業の競争力→製品の優位性→実行力
という5つの切り分けもとても明確。
後になるほど短い時間・少ないリソースで転換しやすく、逆に言えば模倣もされやすい。
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キャズムを越えるため、組織を変えるための考察が分かりやすかった。
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ハイテク製品/サービスのマーケティングに関するトピックが幅広くカバーされているけど、「キャズム」ほどのインパクトは無い。ポートフォリオマネジメントについてのトピックである「ホライズン」は興味深かったけど、他のトピックは「まあそうだよね」という印象。
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ジェフリー・ムーアの本はどれも本当に本質的かつユーモアに富んでいて興味深い。ホライゾン2をはじめ、また今まで明確に思考整理出来ていなかったものを助けて貰った。ハイテク産業に特化している点は他の経営書にない理解し易いポイント。
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キャズムの著者ジェフリー・ムーアの本。企業向けコンサルタント。脱出速度。カテゴリー力。企業力。市場力。製品力。実行力。
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■経営
1.過去の延長線上にある事業計画から離れようとする投資に対して、前年度の計画がとてつもない引力を及ぼし、新たな投資の邪魔をするのである。