- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798148786
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
アジャイルで、とくにXPの作法で成立してる、技術と喜びに溢れた職場。
かなり多くの場面やストーリーを交えて、この会社がどのように過ごしているのかを紹介している。自分にも機会があれば、ぜひともこんな会社を作りたいと改めて思う。事業として成功している事例があることにその勇気を得られる。
アジャイルな思考に慣れていない人には、もしかしたらショッキングで素直には受け入れがたい内容かもしれない。しかし、それぞれ「なぜそうするのか」を著者の経営理念にもとづいて解説してあり、急には変わらなくても考え直す機会にはなるかもしれない。 -
「ちゃんと日の目を見られて、楽しんで使ってもらえて、意図した人々に広く普及するものをデザインし、作り上げること。」という喜びの定義に共感した。
この本のなかで何度も出てくるとおり、プロジェクトをアジャイルで進めるためには、顧客に継続的に関わってもらう必要がある。受託開発で旧態依然のウォーターフォールから転換するには契約の問題があって、そこを変えることに一番困難を感じているが故に、どうしてもジレンマを感じてしまう。
レビューの主題とずれるけど国内でメンローと同じやり方をしている一部の企業は本当に凄いと思う。 -
こうできたら!と思う反面、世間一般的にはに縛られてむず痒さを感じたり等。なんというか、本当にこうできるようにするには、いろんなところに働きかけていかないといけない気もしたり。ますます組織やプロダクトのあり方等考えさせられる1冊。