いちばんうしろの大魔王ACT11 (HJ文庫 み 1-2-11)

著者 : 水城正太郎

• ホビージャパン (2010年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

けーなが皇帝に即位したことにより次々と明らかになる驚愕の真実。帝国とは、世界とは何か?皇帝だけが持ち得る秘密の力とは何か?皇位継承権を持つというジャングルの美少女に海底都市の王子が登場。さらにCIMO8までが絡んで、各々の陰謀を成就させようと暗躍する。帝国が最大の危機を迎える中、阿九斗が再びその力を解き放つ。

感想・レビュー・書評

[二次元研究所さんの感想 · 2014年5月29日]

9784798601502 　249ｐ　2010・12・1　初版

[中山バスターさんの感想 · 2014年5月20日]

魔法が当たり前になった世界で職業診断で下された適性は魔王。
学園を越えて暴走する人々の物語の第11弾
今回はけーなが皇帝に即位したことから次々と驚愕の真実が明らかに!?

10巻は幕間のような扱いだったので9巻の続き。
というわけで9巻を読んだのは恐らく2年以上前。
なもんでどういった所で終わってたのかまったく憶えていない(笑)
どのラノベにも言えるけど続きを書くものは前回までのあらすじは欲しいですね。
ただ、昔出てきたキャラや組織があったんで連続で読んでいる人には最後前なのでいい巻になってるかも。

[domarinさんの感想 · 2013年11月4日]

本物の皇位継承者候補が登場して一気に世界と問題が拡張していく第11巻。これまでに出てきた要素をうまく使いながら世界の幅・危機の大きさを広げた印象があるので楽しめる。肝心の今回の件の黒幕が初出なのが惜しい所だが、CIMO8の内部分裂として賢人との関係性を出すことによって受け入れやすくなっていると思える。

以上のように自同律や魔王といった設定の凝り方は面白いのだが、以前のシリアス巻同様作者の小難しい考え方がどんどん出てきてしまっているのでテンポよく読めないのが難点。台詞ばかりで展開している部分も多いので気になってしまった。

それにしてもオリジナルの民族独自の言葉を用いて淫猥な台詞を言わせるという狂いっぷりは流石の発想だ。

思いの外物分かりの良い、というのは重要だな
先に宇宙人を明言した効果はいかに
読者にとっても驚きだよ！ ころねのタイミングｗ
みちえが挿し絵の中心に！台詞だけですすみすぎやろ…
ひろしいいね
Ｐ１２３あいつは～
ころねは真面目もギャグも簡単に両立できる
小難しいなぁ