- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798602394
作品紹介・あらすじ
波乱烈火は16歳の誕生日に「様々な女の子のピンチに巻き込まれる」という体質が開花する。さらにそこへ突然未来人が現れ、今後助ける女の子たちが将来烈火をめぐって大戦争を起こすと忠告してくる。だが、それでも烈火は女の子たちのSOSを見過ごせず、結局全員まとめて助ける羽目に。-知略とバトルでヒロインを助けまくる大冒険、スタート。
感想・レビュー・書評
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単純明快なコンセプト。
テンポよいストーリーで、キャラクタにも好感がもてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784798602394 262p 2011・6・1 初版
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先進科学文明、ファンタジー、現代と複数の世界と関係していく主人公が、そのそれぞれを利用してヒロインを助けていく話である。
その発想は好むところだが、魔王の倒し方があまりにあまりで、ギャグとして笑えなかったので評価が急落した。
そうすると細部の粗にも目がいく。物語に入り込めず、結果低評価となってしまった。おっさんが楽しめる作品ではない気がする。
ただ、この種の異文化が交差する作品では、同じ文庫に「六畳間の侵略者」という良作があるだけに、比較してちょっと辛く評価したかもしれない。 -
どうみても川口士のステレオタイプ・パワープレイのパクリ。
文章をパクると発禁になるほど叩かれるのに、プロットなら丸パクリでも問題ないのね・・・。
設定はステレオタイプ・パワープレイと酷似しているけど、こちらは恐ろしくうっすーくてチープでライトな内容になってる。
文章量自体も少ないし展開も速い。ヒロインキャラもテンプレ。主人公もテンプレバカで嫌いなタイプ。
展開の速さ、設定の薄さはともかくとして、キャラの掛け合いが不自然で台詞の内容が唐突。大急ぎで台本を進めてる感じかな。
まーはっきり言って魅力は皆無なんだけど、飛ばしながら読み進めてみようかと。
強くてニューゲームな石川涼がまとめてヒロインを助けたステパワと違って、こちらはLV1の無能主人公がご都合主義のみで解決していくので話が面白くもなんともない。
ステパワにかぶれた素人が、ステパワの面白さを理解しないまま勢いだけで書いてしまったという印象。
いくらなんでも展開が速く乱暴すぎて、各キャラにまったく思い入れが湧かないんだが・・・。
つまんねぇぇっぇぇえぇっぇ!!!!
バカな主人公が勢いだけで突っ走り、ご都合主義で事件が解決する最悪最低のシナリオだな!
何の工夫も発想もアイデアもない。一応1巻は読み飛ばしつつ読み終わったけど、近年まれに見るほどむかついた。
これは・・・・最後まで読むのはしんどいな。
二巻も流し読みしたがむかつくだけでいいところはまったくない。
プロット自体は好きなだけに惜しい。悔しい。7巻まで発売してるのにまったく面白くないなんて・・・。orz -
宇宙人・未来人・異世界人・魔法使いのヒロインたちが抱えるそれぞれの問題を、作中時間で24時間、260ページでスピード解決しちゃおうというはなし。ジャックバウアーより忙しそう。
勇者の剣を抜いている時間が惜しいのでレーザ銃で魔王を倒したり、敵の魔法使いに隕石をぶつけたり、こっちのほうがよほど科学と魔法が交錯してた。 -
三つの物語と三人のヒロインをいっぺんに助けようというのだから、必然的にジェットコースターみたいな熱い物語に。
多少駆け足とはいえ、ラブコメの部分もそれなりにしっかりと書かれていたので、一気に読めて面白かった。
タイトルをもうちょっと何とかしてもらえたら、もう少し早く手に取ったと思うんですけどねえw